2017年03月14日

ほぅ…


「私が音楽を聞くのは、自分のリズムを整えるためです」



演奏家でも作曲家でもない、ある建築家の言葉。聞いた瞬間まるで疑問もなくするっと入ってきて、その言わんとすることの考察が始まりました。

初めて聞く意見に、強い説得力と、真理を垣間見れるかもしれないという喜びを感じたのです。


レッスン。

posted by take at 19:12| 活動報告

2017年03月13日

胞子のように、マグマのように


技術は世界を華やかにする。大都会のビジュアルは、技術の博覧会のよう。

しかし、子供から老人まで全ての人の心を揺さぶる本物の感動は、空にあり森にあり、土にあり海にある気がします。

そしてそこには技術ではないものがある。

それは色であり匂いであり、私たちの命を育む糧。

全ての人は、自分を産み出したそんな景色たちと自らの感情を照らし合わせる本能がある。

ある瞬間、それらの凸凹が合致し、出会うべくして出合うタイミングに巡り会うと、その瞬間こそ人は心からの感動を得るのでしょう。

そういう意味でも、やはり本当に大切なのは技術ではないのだと思います。では……


感受性、表現意欲……


言葉で全ては表せませんが、自分の心が自分の欲求に我慢できないほど揺さぶられ、マグマのように何かが沸き上がる。

自分の存在理由を示そうと植物が空間に胞子を放出するように、嘘偽りなき自分の表現の全てを余すことなく放つ。


もちろん技術は大切で、不必要だったり悪者だったりあろうはずがない。


しかし私たちの人生物語、その主人公でないことは確かである。


休日。

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2017年03月12日

被災地の七年目


被災地大槌は変わった、という話を聞いていたが、僕にはさほど変わってなく見えた。これは、僕の思う「6年も経ったらこうだろう」という町の姿とはかけ離れた姿に見えたからだ。まだ更地にいくつか建物があるだけにしかうつらなかった。


地元の人に「時間がかかりすぎてますね」と投げると、「いや、速いですよ。こんなに良くしてもらってありがたいです。チリ地震のあとなんて、6年でも全然変わらないと聞きます。自衛隊にも警察にも、国にもとても良くしてもらってます。本当に感謝です」という意見を聞いたが、僕にはそうは感じにくかった。それは僕の「こんな惨状に陥った人たちには、もっと普通の生活に戻るべく、スピーディーにケアされるべきだ」という気持ちがあるからだ。実際仮設で暮らしている人はまだ多いし、町に戻らない人が多い現状、震災後に自ら命を絶つ人がいる現実がある。町の姿にはなっていないし、活気や笑顔は足りていないようにしか見えない。


速い、遅い、暗くばかりなっててもしようがない、明るく前向きに、酷い、絶望、現状に感謝、憤慨、楽観的、悲観的……

本当に意見は様々だ。余裕のある人ない人で、言うことも変わってくるだろう。


今年の3月11日は、津波と地震のリアルな映像が、例年より多くメディアに流れた印象。そういう時期なのかもしれない。これまた「現実だからもっと流すべきだ」「見たくない、語りたくない、忘れたい人がいるのに」「子供には見せたくない」等様々な意見がある。

僕は、3月11日、1年に1日のみならずもっと頻繁に流すべきだと思う。時間が経ったこれからがこそがいいのかも知れないが、もっとそういう気運になってほしい。

「風化させてはならない」と言いながらメディアは流さず、結果現実感から遠退いていく方を選んでいる。

被災地の子供たちですら震災そのものの現実を知らない世代になり、また語り部もいなくなっていってるのに、率先すべきメディアが目の当たりにする機会を作らず、まさしく封印しているムードにすら感じられ。

「私は、映像はどんどん流してほしい。もちろん子供たちに教育はしてるが、目の当たりにする機会がない。あの現実あっての今なんですから。これから日本はどこでもおこりうるんだから、あれを見てちゃんと逃げてほしいし、防災をしてほしい。いろんな意見はあるが、私はそう思ってます」

前述の地元の人の言葉。


旧役場は壊すべき残すべき論争がありながら、残っている。見るのが辛いという人の意見を汲んでいるような流れもありながら、でも6年間花がたむけられ続けている。

僕は残すべき派だ。


いろんな意見がある。その人の割合も年月と共に変わっていく。


僕は常に、自分の印象と価値観を信じ判断し行動したい。

いくら変わった部分あれど、変わらなければならないことにはまだまだ時間がかかっている。そういうふうにしか見えないし、思えない。

楽観的なムード作りは大事だが、同時に希望をもって戦うためのエネルギー源、「本物の思いやり」を生む関心は足りていない。

被災地大槌の人が述べる謝辞にこそ、周りに対する思いやりと関心がこもっているように感じられ、感動しながらも、決意新たに大槌をあとにしました。


帰京。トロンボーンフェスティバル、ピースオブイヤー審査。

posted by take at 19:13| 活動報告

2017年03月11日

6年

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合掌。


大槌へ。



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2017年03月10日

帰国完了


帰って来ました。

いろんなことを落ち着いて冷静に感じながら、またこれからの自分にプラスにできることも多い旅でした。

最初からそうしようと、アンテナの感度上げていこうと意識していたのも良かった気がします。


新鮮だったりエキサイティングだったりと、様々良いことが印象に残りましたが、外国で生活することのネガティブな現実も具体的に感じたり、そもそも外国そのものの現実も知ったりと、幅広い感情の振れもありました。

古くから変わらないもの、また20年前から変わったことも少なからず理解。


外国自体を、落ち着いて旅できるようになったのだとしたら、またひとつ年齢を重ねることのメリットも感じれます。


しっかりと時差ボケの中にいますが、暗くなったらなんとか眠りたいと思います。

おやすみなさい。


帰国

posted by take at 09:32| 活動報告