今日は 『真夏でも行く大人の遠足』 です。行き先は茨城県の常陸鴻巣。内容は
【ビール造り】
バンザーイ \(^o^)/
総勢5人。友人たちは初めてですが、僕は二回目。でも多分7、8年ぶり。前回もとても楽しかったので、期待値マックス。

水戸から水郡線に乗り換え常陸鴻巣へ。歩いて5分くらいで、常陸野ネストビールで有名な木内酒造に到着です。190年続く老舗の酒蔵。ネストビールは世界各地で金賞受賞。フクロウのマーク、何度か飲んだことありますよね。



まずは四種類、ホワイトエール、ぺールエール、アンバーエール、スウィートスタウトをテイスティング。この段階で、本来の仕事を忘れ麦酒の味を楽しみ過ぎてしまいます。造りたいビールのタイプが決まったら、10種類もあるホップ(苦味&香りづけ)から好みを選び、アルコール度数と苦味度を決めレシピの出来上がり。
いよいよ造り始めます。まず、決められたモルト(麦芽)を計量し、粉砕機で粉状にします。

で、55度お湯のケトルに入れ、マゼマゼしながら決められた65度になるまで上げていきます。糖化させることで酵素の働きを良くするのです。でも、上がり過ぎると酵素が死んでしまうのでかなり神経を使う工程です。

一段落ついたらお昼ご飯。暑い時は、酸味のあるものが美味しい。常陸サバのサンドイッチがなんともうまい。ドリンクはもちろんネストビア。

更にマゼマゼし、一番麦汁が完成。飲んでみると 「アッマ〜〜〜イ!!」。これがビールになるんかい。この糖がビール酵母のエサになるそう。粉砕した麦芽の層をフィルターのように利用して何度か漉すことによって、濁りが取れてきます。

デンプンが完全に糖になったのを確認して、76度まで加熱。あとはろ過しながら隣のケトルへ麦汁を移したら、一気に100度まであげます。

ホップ、ホワイトエールの香り付けのためのハーブ(副材料)を三回に分けて入れ、最後は20度まで冷却したら仕込みは終わり。出来上がった麦汁は、すでに美味しいビールの予感。あとは1ヶ月熟成させ、ビールが送られてきまする。
前回は、造りながら三種類の蛇口から勝手につぎ放題、飲み放題(1,000円)というのもあったのですが、酔い潰れて造れなくなるというふとどき者が何人かいたせいで、そのサービスはなくなっていました。でも買ってきて飲めるんですけどね。
大人は暑かろうが遠かろうが遠足に行く。そして子供ができないことをして遊ぶのです。柱は飲み食い。
問題は、子供の頃と同じく帰りの電車では寝るのですが、酔いが進んでだるくなって撃沈していることでしょうか。
大人の遠足。