2019年11月22日

N響の演奏家ものけ反り頭を垂れる

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とある国の歴史ドラマ、聡明な女子が王子に放った台詞。


「君子(中国で用いられた理想的人格の称)天に恨みをもたず、非難してはなりませぬ。農民は畑のせいにはしないし、楽士も楽器のせいにはしない。原因は周りのものではなく本人にあるのです」



N響の仲間に言ったら、爆ウケの後、ケースに入っているもう一本のマウスピースを指差して何か言っていた。

ちょっとなに言ってるかわからなかったが、まあ、いろいろあるわね。


N響定期

posted by take at 13:16| 活動報告

2019年11月21日

寸止め


「言わない方が結果良いことを、我慢して言わない力」

人生には実はこの力が必要で、なぜかというと、言ってしまって人とハウリングを起こす回数が多くなると、どんどんそちらの方向へ進み結局自分が悶々としてしまい、気づくと周りからの人間性の評価が不本意に下がり、それを上げようと不自然な表現になったり……


だからなるべく若いうち、早いうちに、この力こそ必要だと思えて、そのペースで進めた方がいい。

そうすると、発言の内容も言った方が良いことか、たわいもなく影響が少ないことばかりになっていく。気づくと、人間性の評価も高くなっているだろう。

思いつくこと、言いたいことを何でも言ってしまうと、誰だって何割かは言わない方がいいことを言ってしまう。

相手の本当の心象を想像し、寸止めがきくものは自発的に効かせなければならない。

人はニコニコ笑って聞きながら、心の中でどんどん評価を下げ馬鹿にしていったりしているのだから。


N響定期練習、川越へ

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2019年11月20日

初めてのボッチ下手


先月今月とN響でモーツァルトを続けてやるという、トロンボーン吹きとしては珍しいことになってます。

先月はマエストロ・トン・コープマンの指揮でレクイエム、今月は御年92才ながら元気いっぱいマエストロ・ブロムシュテットでハ短調ミサ。

更に珍しいことに、続けて合唱の隣で吹くことになってます。流行っとるんやろか。これからはこれが主流かも。


レクイエムのときはセンターで左右合唱に挟まれて。アルトが前列、その後ろにテナー(ステージから見て右)とバス(左)と三角形になって。僕はバスで、左にコーラスがいながらの演奏でした。

ミサの方は途中で左右のコーラスの一部が入れ替わるとのことで、上手の端コーラス横、前にアルト、その後ろにテナー。そちら側は更に前にトランペット、ティンパニもいて、不思議なフォーメーションながら会話もありながらやっているが、バスを吹く僕は下手の雛壇端で独りぼっち。

コーラスが立つと、目の前のコントラバスと弦楽器の半分くらいしか見えず、余計独りで合奏に参加してる感じ。まあ、音符がほぼほぼ同じバスコーラスとコントラバスと一緒に吹いてればいいので、やりにくいわけではありません。


……が、なんだか独りで参加してる感はN響28年でも初めての経験。

そして本番はNHKホールの下手側から出て下手側にはけることになるが、これまた初めて。


なんだかそれが一番緊張しそう。初めてN響にエキストラに来たようにキョドるかも。ステージに一緒に出る面々が、普段と違い過ぎるので。右手と右足が同時に。

いやいや、雛壇の階段でコケないようにしないと。ミサで笑いは禁物ですから。


N響定期練習、川越へ

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2019年11月19日

バスチーくらべ

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いよいよバスチーの食べ比べなのである。

ネットではたくさんの人がやってるので、後れ馳せながらですが、更に後れ馳せて「なんじゃそりゃ?」と時代に乗り遅れている人のために……


『バスク地方の人口わずか18万人の小都市、古都サン・セバスティアン。周辺にはミシュラン3ツ星3軒を含む9軒もの星付きレストランが存在している。人口1人当たりのミシュラン星が最も多い都市。日本でもバルでお馴染みの「ピンチョス」の発祥地。サン・セバスティアンはバルがひしめく美食の街として世界に発信されている。

中でも人気なのが1959年オープンしたオリジナルレシピを提供する家族経営の「LaVi?a」(ラヴィーニャ)。創業60年の老舗バル。その「LaVi?a」のチーズケーキが、今バスチーとして大ブームを巻き起こしています。

LaVi?aとは「ぶどう畑」を意味し、ワインと料理を楽しむ店。この店で誰もが頼むのが、20年ほど前から提供しているというオリジナルの「tarta de queso」。焼き立てはプリンのようにプルプルで、そのままではケーキとして食べられないので冷まして完成。特徴は高温で焼くという黒っぽくキャラメリゼした香ばしさと、クリーミーで濃厚なチーズ感。ワインとも合うとの評判』


これを日本のパティシエが2年以上粘り頼み込み、レシピを伝授してもらったとのこと。今ではローソンとセブンイレブンの人気商品として、随時数十個が棚を賑わせている勢い。


比べなければどちらも美味しい。充分満足。レアでもベイクドでもない感じの食感はチーズケーキとしての旨味を増幅させてます。

セブンの方が39円高いんすよね。

その分かセブンイレブンの方が、少々旨味に深さがあるか。でもローソンのも問題なくうまひ。


楽聖たちの日常にはちと高いよう。買ってっちゃるかのお。

まあ、またまだ知らない美味しさがあるもんです。


N響定期練習、川越へ

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2019年11月18日

カレー二考


日本で一番有名なカレーチェーンといえば、やはり『CoCo壱番屋』なのでしょう。

そして知る人は知っているのだが、創始者で元会長の宗次徳二さんは、クラシック音楽に造詣が深いだけでなく、このジャンルへの様々な支援をされている方。

東京藝術大学への奨学金を投じたり、高価なバイオリンやチェロを若い優秀な演奏家に貸与しているが、そういうのは大手銀行等がやるイメージ沸きやすい。

特に若い世代への応援に巨額を惜しまないイメージが。

ユニークだなと思うのが、私たちの日本では、伝統を受け継ぐテイストのクラシック音楽、その未来の担い手の成長の血となり肉となる応援が「カレー」だということ。



今月頭、木曽にて吹奏楽をやっていたのですが、ホールに併設している宿の食堂にて全員で食事をとるシステムでした。

本番の日の昼食に臨むと、セルフでとっていくレーン、まずは巨大炊飯器のライス、その向こうにおっきな鍋に入ったカレールー、そして更におっきな鍋に入った中華丼のあん。二種類からお好きな方をと。


合宿にあるような「カレーだけ」とかならみんな悩みようがないが、野菜たっぷりの中華丼もうまそうで、皆一様に立ち止まっている。

結果おかわりで中華丼にいったとか、最後の方に来たベテラン奏者は、皿の真ん中にラグビーボールのようにライスを盛りその両側にそれぞれを盛っていた人もいたが………


後手に回っていた僕が、よそう前、ふと食堂内、食事中のたくさんのテーブル上を見たら


……全員カレー


僕は少しだけ迷い中華丼にしたが、誰しもがカレーを拒めないのだと、その圧倒的美女っぶり、イケメンぷりに、心から感じいったのでした。


川越へ

posted by take at 17:47| 活動報告