2018年05月12日

正確な情熱


「感情的に書いちゃだめ。絵は情熱で書くものではない。こんな感じとか、こんな雰囲気でと書くのではない。そう感じるのは受けての話です。こういう絵にしたいというのがあるなら、それを論理的に構築しなければなりません」

絵画教師の言葉



「感情的に吹いちゃだめ。音楽は情熱で吹くものではない。こんな感じとか、こんな雰囲気でと吹くのではない。そう感じるのは受けての話です。こういう演奏にしたいというのがあるなら、それを論理的に構築しなければなりません」


これは「情熱」を正確に理解しないと、副作用が出てしまうという話だと捉えたい。敢えて、勘違いとしての情熱で取り組まないようにと言っている。


情熱の「熱」は、熱くなるではなく熱量、つまりエネルギーを表しているのだと思います。

そこに情という単語とコラボさせるというのは、そのエネルギーを「情緒」「感情」「情感」の表出のために使うということ。

情熱的にというのは「そのエネルギー」を存分に使いましょう、ということだと思います。

「熱くなる」と捉えると、発熱からの熱にうなされ、冷静にモニターできず、結果情熱的に聞こえるというより「ちらかっているだけ」となる。


感情的も「表現したものから情が感じられるように」であり、「情を感じ過ぎて、自分の産物と理想の距離に気づけないくらい支配されてしまう」となると、言葉自体が悪者になってしまう。


「情熱」「感情的」を正確に理解しようというきっかけとして、絵画教師の言葉は、機知に富むものに感じられる。


N響定期

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2018年05月11日

担々飯


定期的に食べたくなる担々麺を楽しむ。

「ご飯つけますか?」

胃袋から瞬時にOKが出たのでお願いします。


麺をすすりながら、ふととあるプランを思いつく。

よし、今日は試してみよう。

担々麺の麺だけとにかく食べきります。ゴマ味挽き肉入りのスープだけになったら、もらったご飯を一気に投入。サイドで付いていたザーサイも、まんま入れちゃいます。

まあラーメンライスの担々麺版、『担々飯』です。

ゴマ挽き肉辛味雑炊ってなテイストですが、これが


うまいやん!


そういや麻婆飯や麻婆麺はメジャーだし、店によっては回鍋肉麺なんてのもあったりするが、担々飯は見たことないなあ。

美味しいのに、なぜだろう?

と思って調べてみたら、なくなはいんですね。大阪王将にはメニューとしてもあるみたい。

ただクックパッドも含め、ご飯の上に乗せるそぼろ飯系ですね。

雑炊っぽいの、かなりうまかったっすよ。


N響定期練習、レッスン、ジパング

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2018年05月10日

文句


会話をしててふと思った。

周りに対する文句が多い人は、損をしていることがいくつかあるのではないだろうか。


文句が多い少ないで、人間性の善し悪しは実ははかれないと思います。

文句が多いからといって悪い人とは限らず、善い人もいる。

文句を言わない、ないしは少ないが人間が悪い人もいる。もちろん善い人も。


ただ、たとえ善い人であり社会的にも認められていても、ここまで多く文句を言わなければ、今よりもっと得してるのではと思った瞬間があったのです。


理想は「本当に自分が言うべき文句だけを言う」だと思います。自分がその内容に対し結果を導けるも含めて。


もちろん、そんなにかっこよく聖人君子のようにはいかない。

少しでも気に入らなければ文句を言いたくなる。言いながら「自分はそうではない素晴らしい人間だ」とアピールしたくなるが如くが、人間のバランス感覚だ。

他人を悪く言うのは、蜜の味みたいな麻薬的要素もあるのだろう。

しかし、そのタイプの話こそが特に好きだという資質は、周りから無条件に信頼され物事をまかされる人選のときにこそ、ハードルになってしまう気がする。


結果損をしている。


損をする原因は、結果を生み出す能力の有無ではなく、自分の文句でもって、知らず知らずのうちに手放してしまっている得があることに、気づけないことだろう。


N響定期練習、川越へ

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2018年05月09日

目標


いろいろ思い悩んだりもする。歴史や伝統や文化、気質、好むスタイル、陥りがちな壁。


しかし、やはり全てを混ぜ合わせて考えても、目指すべきは


「技術は世界レベル。表現、その最終結果はやはり日本人でしかなく」


にしたい。


日本人でしかなくというのは、諦めや妥協ではありません。本当に日本人が一番好む表現は、外国人のそれとは結局何か違うと、そう目指したいということです。


僕も生徒たちも、成功を感じたり闇に突っ込んだり、心が凹みまくったりと、波を感じながらの旅をまだまだ続けていくことになる。


楽器と我が人生は、かくもエキサイティングに過ぎるようだ。


N響定期練習

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2018年05月08日

明洞美味


目黒にて「韓国料理が食べたい」となり、ネットで調べ『焼肉明洞』を目指す。

大雨の中ようやくたどり着いた店は雑居ビルの二階。若者も意識した今風というよりは、ベテラン感漂うこじんまりした空間。


こういうのが落ち着きます。


マッコリスタートでいくことに。「うちは生マッコリだけよ」とオモニがもってきたとっくりから、いい感じの白濁が流れ出る。

「今日はギョプろう」と、まずはサムギョプサルとナムル、さくらユッケを頼む。

出てきたナムルを一口食べて確信。


この店は美味しい、正解だ。


家人はワラビのナムルが美味しいと。僕はもやしのナムルにテンションが上がる。

ナムルは野菜を味付けしごま油で和えただけの料理。こんなシンプルなものが美味しいのは、素材よく、味付けのセンスが洗練されているからにほかならない。


オモニの料理へのこだわり話を聞きながら、最後にサムゲタンをいただいたが、これがまたびっくりな美味しさ。

最近は新大久保はじめ、外で食べる韓国料理に共通した限界感を感じる店ばかり経験していたので、本当に嬉しくなった。


どこの国の料理でも、本当に美味しいものはしょっぱくなく、たとえ濃厚に仕立ててあっても濃くも感じず、結局「素材の良さ」がどこかのタイミングで脳裏に文言として現れる。「美味しいねー」のせりふとともにお酒もスムーズに入り、あれこれメニューを頼みたくなる、そんな幸福な時間が必ず訪れる。


再び来店することをオモニに約束し店を出る。

まだ雨は降っているが、美味しさと楽しい話をいただいた満足感が、不快さを洗い流し、足取りも軽やか帰宅となりました。


川越へ
「キムチは毎日のように味はかわるよ。でも年に何回かだけ、凄くうまくいくときがある。そんなときは、舌先でピーンと何かが跳ねるのよ」

posted by take at 17:53| 活動報告