2018年09月20日

シャコンヌへの道


いよいよ明後日から、リサイタルツアーが始まります。


今回バッハのシャコンヌを演奏することは、僕の人生においてひとつの頂点になるのだと思います。

この先どんどん下っていくという意味ではありません。

若いときから憧れ続け、合奏や室内楽等様々やれど、三輪郁さんのリサイタルで聴いて決心がつき編曲の依頼からスタート、このツアーで完成版の披露となります。


この音楽を超えるのは難しいと考えています。魅力的な音楽は山のようにありますが、なんだかこの音楽に他のものとは異なる頂きを感じるのです。

それはまるで人生そのもののようで、あまりに深く奥行きが存在するため「最高だ」とか言うのではなく、唯一無二の大きな素晴らしさと価値を感じずにはいられません。


きっかけになった三輪郁さんのピアノとの共演、同じ会場で同様に素晴らしさに感動したと言った高嶋圭子さんの編曲でやれること、リハーサルでは三人で高みを目指し造りあげていくことができたこと、全てにおいて充実感に包まれています。


いよいよ放つことができる。


この瞬間を人生に刻み込める幸せを、皆様への感謝へと育てながら、強く実感しきりたいと思います。


大塚へ

posted by take at 17:39| 活動報告

2018年09月19日

ケースの話再び


今や管楽器のケースは背中に背負うのが当たり前に主流。コンパクトで軽いだけでなく、カラフルでスタイリッシュなものも多く、選ぶにも楽しいかぎりである。


……のだが僕はもう背負わなくなって10年位経つだろうか。バムの軽いセミハードに極力余分な物を入れず、左右の手で持ち変えながら歩いている。


理由は、背中や腰に良くない気がしたから。

いや、気のせいかもしれないが、でもなんだかあまり良くない気がしたのです。

ただそんなのも僕の思い込みかも、ベテランズもみんな背負ってるし、と思いながら生きてきましたが


「うちのダンナ(バストロ)も背負わず持って歩いてますよ。理由は吉川さんと同じ」


とのコメント有り。

わかんないけど、少数ですがそう思う人もいるので、背負ってる皆さん、身体が気になったら考えてみてくださいね。


川越へ

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2018年09月18日

比べない その2


学生の頃だったか、ウィーンフィルのトランペットセクションの音を間近で聞けたことがある。かなり狭いスタジオで本当に至近距離。

三人の奏者のサウンドは、それはそれは素晴らしいもので「楽器って、きちんと鳴りきったらこんな風に聞こえるんだ」と感激したものでした。


実はこの日のこと、彼らの響きと、もうひとつ憶えていることがある。

日本人プレイヤーが、彼らの楽器を全部吹いた後に言った感想。

「三本共全然違うよ。これは吹きやすいけど、こっちはペラペラ。これは鉄板吹いてるのかってくらいキツイ」

しかし彼らから発せられるサウンドは全て見事に鳴りきっていたわけで、若い僕でも

「楽器って個人の好みと慣れなんだ」

と思ったのです。


あれから何十年も経って、本当に何でも良いのかもと思い始め、そしてこのときのことを思い出します。

鉄板のようにキツイ楽器でも、自分の理想が強ければそれを豊かに響かせる身体になる。だから楽器もマウスピースも関係ない。


探したり選んだりしようとするのは比べる対象があるからだが、比べた瞬間に


自分が本気でイメージし、そのイメージで全てを凌駕し、最高のサウンドと演奏ができるようになる


という能力が目減りするのかもしれない。

本当に比べるべきは、自分の理想と自分の音の現実であり、道具を比べた瞬間に、我がイマジネーションは、道具そのものの潜在力へ依存することへ転換する気がします。


「楽器やマウスピースなんて関係ないよ。所詮その人の音しかでないんだから」

「プロフェッサードムスは誰よりも小さなマウスピースで誰よりも大きな響きを出した。だから関係ないんじゃない?」


これらの発言は「上手い人は何吹いても上手いし下手な人は何吹いても下手」という言葉だけでは説明しきれない、個人の価値観という能力の話のような気がしてきました。


ピアノ合わせ、レッスン

posted by take at 21:27| 活動報告

2018年09月17日

価値有り過ぎ


ブロカート本番である。

ブラームスの三番とベートーベンの七番。

この二人の作曲家が偉大だということがわかるのと同時に、本当に没頭できて夢中になりながら人生のとある時間を過ごしていくことができる。

他のあれもこれをも置いておいても、この人たちの音楽の再生表現の仕方を探しているだけで、充実した時間を生きることができる。


それってもの凄いことだなって、あらためて思います。


僕がそういう趣向の人間であることは確かですが、実はたくさんの人が、目を輝かせながら、一心不乱に取り組んでいる。


音楽とは元々素晴らしいものではあるが、特に素晴らしいものを残した人は確実にいる。


人類が、生き継いでいくという大変なことに対して、真の貢献をするような貴重極まりない産物。


やる方も、全身全霊でやりきるだけだ。


ブロカート本番

posted by take at 12:38| 活動報告

2018年09月16日

黄色酎人種


最近レモンサワーをよく飲むようになった。


「疲れてんじゃない?」


疲れ気味かどうかはわからないが、なんだか飲みたくなるんです。


前はほとんど興味なかったのだが、ビールを一杯飲んだ後、直ぐに日本酒や焼酎のロックではなく、レモンサワーを挟んだりする。

コンビニで缶のレモンサワーを買ったりもする。

いまどきは種類多いのね。

美味しくなったんですかね?ブームだとの話もあるし、知らないうちにのせられてる?

うちの近くの焼肉屋には「BANBAレモンサワー」なるオリジナル商品あり。なんとそれのキープボトルもあり、他のボトルは3ヶ月キープできるが、鮮度のこともあり1ヶ月が限度だという。


飲んでみたが、焼肉に合うしやはり美味しく飲める。


きっと今年の酷暑が、僕をレモン体質に変えてしまったのだと思う。

ホッピーおじさんからシュワレモおっさんへと変貌を遂げつつあるという、すっぱくもないどうでもいい話。


吹奏楽団指導、N響定期、ブロカートラストリハーサル

posted by take at 12:23| 活動報告