2013年06月13日

バック・トゥ・ザ・風呂ジャ〜


家から歩いて三分くらいの場所にあった銭湯、廃業した時は残念だった。もう7,8年経っただろうか。いつかは行ってみようと思いながら結局行かずじまい。

“温泉旅行" とかは置いておいて、近場で湯を楽しむというと、もっぱらスーパー銭湯だった。平和島クアハウスへ行ったり、川崎からバスで行ったり。二年くらい前には大井町駅前に 『お風呂の王様』 なる施設もでき、年に数度はいっていた。まあ、一日の大半を楽しむ大イベントですね。


三年くらい前だろうか、北品川、家から歩いて5分くらいの場所に 『天神の湯』 という、スーパーではないノーマル銭湯ができているのは知っていた。

たけ 「よし、行ってみよう!」

先日、意を決し行くことにした。ノーマル銭湯、学生以来久しぶりなので、基本装備が思い出せない。家人がシャンプーやタオルを用意してくれ、銭湯態勢に入った。

もちろん最近の施設なので外観も洗練されている。銭湯と聞いて “パッ" と思い浮かぶ “男湯" “女湯" の暖簾はない。外では、「一緒に出ようね」って言ったのにいつも待たされている女の子の洗い髪が芯まで冷えていて、持っている洗面器の中で小さな石鹸がカタカタ鳴り、出てきた男が体を抱いて 「冷たいね」 って言ってる様子もない。出てきたのは、近所のゼンジー北京似のおやじだ。

そもそも入口は自動ドア、げた箱はそれっぽいが、なんとそこからガラス張りのエレベーターで (階段も有) 二階へ上がるようになっている。おっされ〜。既に知っている銭湯ではない。で “男湯女湯の仕切りの真ん中少し高い所" に番台があり、おばちゃんが 「いらっしゃい」 ではなく、普通に綺麗なカウンターがありイケメンのにーちゃんがパソコンと向き合っている。やっぱり南こうせつの歌から平成の現代、明らか未来となってしまっていた。

脱衣場、ロッカー、お風呂共に小さめのスーパー銭湯。湯船仕切りつきでふたつ。仕切りの外は真っ黒な温泉だ。(たけしの番組で紹介されたらしい)露天は無いが、温泉の方は壁上部の窓が開いており、気持ち良い風も入る。シャンプーやタオルは当たり前だが自前としても、スーパー銭湯と変わらずお湯はとても満足したし、何より450円。これは今時の銭湯の値段としてはノーマルだろう、日常気軽に来られる値段だ。

とても気分良く銭湯を出て、予定通り近所の行きつけ、お気に入りの 『がむしゃら』 へ行く。鉄板の目の前、カウンターに座り

たけ 「生ください!」

まさに、風呂上がりの一杯。

“グビグビグビッ"

たけ 「うっ、うっま〜〜〜いっ!!!」

家で風呂上がりに飲むビールももちろん美味い。しかし、銭湯の帰りに近所の行きつけで一杯いただくなんざぁ、平成では見なくなった風景じゃなかろか。髮は乾かしこそしたが、整髪剤もつけずセットもしていない。まさに風呂上がり。いつものがむしゃらと、また違う気分で串揚げや餃子をつまみに、ぐびぐびやらかした。

たけ “こりゃ、いいパターンを見つけたぞ"

僕自身は、銭湯に行っていたのは大学三年の途中まで、高松時代も小学生低学年までで、

“銭湯帰りに飲みやで一杯"

なんて経験はない。しかし、今でも旧東海道沿いの下町には似合う風景だし、バック・トゥ・ザ・昭和すれば、あちこちそちこちで親父達、家族連れも楽しんだパターンかもしれない。

このがむしゃらまでのコースなら “かぐや姫" が歌っても様になりそうだ。


川越へ。

posted by take at 20:23| 活動報告