2012年02月28日

故郷公演


大阪を出て高松へ向かう。久しぶりの高松公演。N響としては4,5年に一回というペースか。
今回はチケットが完売らしく、ラフマニノフ人気か、久しぶりのN響への期待か。
家族に頼まれ何枚か用意することができたし、「手に入らない」と言っていた人が「なんとかなった」と。前回、一高に帰ってきた時は、タクシーの運ちゃんに「楽しみにしとぉるけんのぉ」と言われた。僕も、故郷の人達に美しい音楽を聴いてもらえること、心から楽しみにしている。

僕が高松を離れてから初めての“故郷公演”というのは、意外と早いタイミングで訪れた。大学三年の時、日本フィルのエキストラとして“四国、九州ツアー”に連れていってもらった。
当時両親も喜んでくれ、日本フィルの人達に挨拶をしてくれていた。
「お前地元では“一席”設けるんだぞ」という先輩達の冗談を真に受け“うどん懐石”を設定、その夜は大いに盛り上がった。払いはもちろんワリカンになり、逆に申し訳なかった気がしたのを覚えている。今考えたら、大学生のエキストラに接待させるはずもなく、鈍だけ素直やったんねん、という馬鹿な話。

昨年夏、とある陸上自衛隊のセクションに呼ばれレッスンに行った時、隊長さんが
「私、吉川さんと飲んだことあるんです」と。
「……え?」
よく聞くと、そのうどん懐石に同席していた、というのだ。奥様が一高の先輩で教育実習で教わった方だった。当時、高松におり日本フィルにも知り合いが多く一緒だったと。
「あの時、緊張されてましたよねぇ」
……そらそうだ。緊張のかけらも無くなった今からしたら本当懐かしい。25年も前、オケマンの入口手前のピンポイント話がそんなところで接続し、本当に驚いた。

今日は“昼のうどん”“夜の寿司”“差し入れの銘菓”も既に決まっている。どれも問題ない、どころか今の高松をときめく逸品ばかり。自信を持って勧められる。

ちいとでも、仲間に高松を楽しんでもらえたら嬉しい。


いざ、うどん県へ。 新幹線、順調です。

posted by take at 12:29| 活動報告