2023年10月29日
デュエット
最近自宅で、知り合いのトロンボーン奏者たちといくつかのユニットでアンサンブルを楽しみ始めました。
組んだというよりは、空いている日に集まって遊んでいるだけです。
その最小形態はもちろんデュエット。
これが妙に楽しい!
来てくれる人が皆名手ばかりなので、初見でもスラスラ進むことは大きいのですが、それ以上に感じるのは
「2人きりで表現を完成させる醍醐味」
これに尽きます。
会話度が高い。
楽譜の中にはなんとバッハのト短調のフーガのデュエット版なんかもあるのですが、本来オルガン奏者なら1人とはいえ10本指、1人一音なら最低4人は必要な音楽をたった2人でやる。
それはまあ「いいとこ取り」みたいな楽譜で、その分大層きついのですが、でも2人だけであのト短調をちゃんと音楽にするという、チャレンジ精神と共にあるやり甲斐はとても満足度が高い。
更に隣の1人とだけ調和すればいいというのは、ある意味楽。
でも休みなくきつい。響きが寂しい時もなくはなくきつい。
でも2人だけのペースは、休みながらの会話含めとても楽しい。
これからどんどん楽譜も増やしていこうと思います。
posted by take at 18:27| 活動報告