2023年09月30日

過去へのリスペクト


以前にも書きましたが、僕の音楽性というのは、僕の中から自然と湧いてきたものでは無いと確信しています。

これは音楽人生の途中、ある瞬間にそう理解しました。

小さい頃から聞いたレコードや生演奏、その素晴らしい表現の数々に対し憧れ、それを取り入れようとした。その組み合わせで僕の表現はできているのです。僕が生み出したのではありません。

その組み合わせ方で、それぞれの個性が出るのでしょう。


僕はそうであった良かったと思っています。大好きな音楽にずっと携われているのは、ある程度認められてきたからであり、若い頃に憧れた表現の組み合わせや取り入れ方がそんなに間違ってなかったのでしょうから。


だから余計に「過去にリスペクトできるかどうか」が大切だと信じていて、楽聖にもそれこそを要求してしまうのです。

posted by take at 15:24| 活動報告