2023年04月29日

艶への道


「いい音」というのは、いくつものタイプで語ることができる。

高音のいい音に求めるものと低音に求めるものは異なることが多いし、透明感の高い美しさと質感に特化したふくよかさは何気に対極のところにあったりもする。


そんな中で僕が特別に魅力的に感じてしまうのはやはり「艶」だ。

そしてその艶がどうやったら派生するのかはもう才能の領域であり、理屈にならない困難さを持っている。

ただ最近少しだけ見えてきたのは、艶というのは「楽さ」から派生するのではないか?ということ。

頑張りが主軸の力みからは艶は出てこない。というか、力が艶を奪ってしまう気がします。

もっともっと楽に。

頑張らずに、でも難しいことを容易くやってしまえる技術、その領域への道が艶への道ではと思い始めています。

posted by take at 19:07| 活動報告