2022年11月27日

どれが快感なのか


理屈とか安定、安心も大事だが、それよりも「快感に満ち溢れた演奏家」になりたい。彼らにもなってもらいたい。

美味しい食べ物を自然と求めリピートしてしまうのは、言葉にならない、説明も難ししい味の快感にハマってしまい、「また溺れたい」と強い欲求に支配されるからだ。

演奏も「また聞きたい」から「どうしても聞きたい」とまで求めてしまうものは、とにかく抵抗し難い音の快感なのだと思う。

うまいのだが快感が少ない人、上手くなっていってるけど、快感は目指せてない人というのは意外に多い。

僕も生徒も、先ず「どのようなものが快感なのか」を、知らなければならないのだ。


「快感の乏しい良いもの」があちこちにあることを知り、実はさほどの価値ではない、目指すほどのものではないことに気づきたい。

posted by take at 16:17| 活動報告