2022年07月28日

音大の過去と未来


少子化と言われて久しい。

これからは更にその下り坂が一気に急勾配になるようだ。

より高齢化社会になり、世の中全体のムード、空気感も、思っている以上に変わるのでしょう。


音大の現状を嘆く書籍が出たり、そのことについて分析したり意見を発信する場面もちらほら見るようになりました。

これまた学生数のみならず、音楽大学の世界観も大きく変わってしまうのでしょう。

僕が学生だった頃の音大から現在までの変化、変わらないこと。それを大きく超えて、立ち位置自体も変わるのかもしれない。


しかし同時に、現在の音楽シーンで活躍し、素晴らしい演奏結果に貢献している人々、百花繚乱とも言えるその世界を生み出している演奏家たちが学んだのは、今までの音大であることも確か。

音楽の素晴らしさが変わらない以上、実はやるべきことの大半も変わらないのだと思います。

音大関係者こそが、まるで今までが大間違いみたいに冷静さを失って全否定みたいな気持ちになるべきではない。

まことしやかなツッコミはもちろん無視するべきではなく、新しく考えるべきこと。

同時に、自分たちのやってきたことに誇りも持ちながら、変わるべきは変わっていきたい。

posted by take at 20:27| 活動報告