2020年05月28日

繰り返して その2


楽器に限らず、身体の使い方、頭の使い方が、運良く理想的なやり方に近くスタートできれば、繰り返すことの効果はスピード満載てきめんまくり。

問題は理想から遠くスタートしてしまうと、繰り返すという最強トレーニングも効果薄く、場合によっては「ちゃんとできないための練習」になってしまうこと。

そうならないために必要なことは「ずっと、同じように繰り返そうとしない」ことだと思う。

ルーティンというのはパターンが同じということで、毎日が同じ出来にというのとは違うと思う。

もちろん調子の波が減っていくという効果はあるが、目的の極みは「ルーティン自体のクオリティが上がっていく」だと思う。

そのためには「繰り返しさえすれば大丈夫」ではなく、きちんと質高き理想があり、その理想を目指して繰り返す度に、身体や気持ちのどこかをマイナーチェンジしていく。もちろん無意識にということもあるだろうが、変えられるというのは理想があるからである。

つまり「繰り返す素晴らしさ」には「理想」がセットでなくてはならない。


どちらかといえばまず理想、で繰り返すがまさしく理想。「あのとても調子の良かった日のように」と過去に思いを馳せるとしても、目指す完成図がはっきりとしていることこそが大事。

そうすれば、繰り返すことが「ちゃんとできないための練習」にはならなくなるはずだし、身体を良い方向へ導けるはずだ。


素晴らしい理想をイメージした人が繰り返すというのはかくも最強であり、よくイメージしがちな「さほど努力しないでもできた天才」よりも、壊れず長持ちしながら更なる高みへという、誰しもが抱く憧れを実現する唯一の道筋なのだろう。


休日

posted by take at 16:01| 活動報告