2019年01月29日

選べ 捨てろ


「いろいろいいと思ってしまうのは、どうすればいいんですか?あれもこれもいいと」

生徒からの言葉。


何かを選ぶということは、必ず何かを捨てるということ。選べてないということは、捨てられてないということ。

あれもこれもの中でも、他を捨ててひとつ選べとなったら、必ず選ぶことはできるはずだし、それが、諦めて捨てることを選ぶということ。

それができてないということは、結論を言えば


自分を選べていない


ということだ。



自分を選べないというのは不幸なことだ。自分の趣向や性分なんて、他人はおろか自分ですら変えること、曲げることはできないのだから。

ある人は「自分の心は自分の思う通りにならない」とすら言った。

だから、その曲げられない自分の趣向や性分を選んで、他を捨てて、一心不乱に突き抜けていこうとするしか幸せになる方法はない。

「あれもこれも嫌いじゃない」と思うのはいい。ひとつだけ選んで後を捨てるというのは、嫌いになるというのとは違う。自分が本気で目指しはしないということ。

ただ、あれもこれもいいというのは、心のどこかがあれもこれも欲しがっているということだ。

すると不思議なくらい、何一つ手に入らなかったりする。


自分こそが、選ぶことを選ばないといけない。

つまり捨てることを選ばなければならない。


趣向の自立、性分の自立を選んで真の大人にならいかぎり、子供の世界を覆う不安感からは抜けられない。


N響定期練習、川越へ

posted by take at 20:16| 活動報告