2019年01月27日

恋せよみんな


アウトリーチの話が続いています。


特別支援学校の子供たちにも聞いてもらいました。

重度の障害をもった彼ら。声をあげたり足をバタバタしたりすることもあるけど、感じて喜んでいるので、普段通り進行してくださいとの話がありました。

何度か経験があるので特に驚くこともなく、それどころか、生演奏を聞いてもらえる、振動を感じてもらえる喜びをもってパフォーマンスに臨みます。

身体を動かすことが不自由でも、その眼と相対すれば、音楽の空間が価値あるものになっている実感は伝わってきます。

周りの先生や父兄の方々の心も、少なからず響いてくる感覚ももてます。


終わって廊下を歩いていたら、とある習字が目に留まりました。

学校で子供たちが書き張ってあるにしては、珍しい題材だと思ったのです。


『恋せよ乙女』


校長先生に聞いてみました。柔らかな表情が印象的な女性の校長先生。


「あれは中学部の子の習字です。それくらいになったらお洒落もしてほしいんです。数少ないですが、学外へ出るときは髪の毛を整えたり、綺麗な服をきせたりします。綺麗だねって(声をかけます)。

で、年頃になったらやっぱり恋もしてほしいんですよ、あの子たちに」


校長先生は、柔らかい笑顔で子供たちへの愛を語ります。


みんな、音楽はどうだった?とってもいいよね。

実は音楽以外にも、嬉しくなることもあるよ。

もしかしたら出会える人は限られるのかもしれないけれど、淡い憧れに心が震えるような、そんな恋心がみんなに訪れるといいね。


N響定期、そして再び徳島へ

posted by take at 20:44| 活動報告