2018年02月28日

文化的な相性


家人と晩酌をしながら、自分たちがなぜ長く夫婦をやれてるのかの話になった。

同棲含めると30年弱になる長き時間、二人でいろんな経験をしてきた。

時には、僕が家から外ばかりに意識が向かい、距離感が離れた印象の時期もあった。

ただなんだかんだ言っても、彼女はオケもジパングもずっと聞きにきてくれているし、ブロカートも一緒にやってきたし、僕のやっていることを認めてくれていることに対する気持ちが大きな要因かなと思っていた。



「文化的な意識がね……」

突然アカデミックなワードを言うので何かと思ったら「自分は結果音楽と絵画に興味がある人生だけど、最初からそういう価値観が合わない人は無理だったと思う」と。

そういう会話ができるというか、それらしい考え方で生きているというか。

文化的と言うと少し高尚なイメージにもなるが、当然そんなたいした人間ではない。しかし僕が、人生の時間どっぷりその世界に浸る運命になった人間であることは確かだ。


ただ性格がどうとか、経済がどうとかだけではなく、趣向のフィールドとその世界らしい考え方、会話ができる人かどうかは大きかったというのを聞いた時、もしお互いどちらかがそうでなかったとしたら、たとえ優しくても、相手の話をよく聞ける人でも、結果何かを諦めながら過ごすか、もしくは別れていたのかもしれないなあと思う。


先天的相性と後天的相性は、共に運命に影響する。

長く暮らす人生のパートナー。同じものを食べ、同じ話を共有し、認め、反発し、そして助け合い支え合う。

相性との出会いは、確かに命に影響があるほどの運なのかもしれない。


Nーcrafts練習

posted by take at 16:41| 活動報告