2017年07月15日

さるかに外伝


さるかに合戦といえば、忠臣蔵と並んで日本を代表する(?)あだ討ちもんですが、やっぱり芥川龍之介さんのように、かにたちが親の仇を討った後逮捕されて死刑に処せられるという話を書く人もいるわけです。忠臣蔵も、あだ討ちの是非を語り、様々外伝的ストーリーが後々でてきましたし。

で、私の場合はこの豊かなアイテムたちから、まあこんな妄想になっちゃうわけで。くだらなくてすみません。

まずは本物。


【さるかに合戦】

むかしむかし、柿の種を拾ったサルとおいしそうなおにぎりを拾ったカニがいました。サルはカニのおにぎりが欲しくなり、ずるい提案をします。「カニさんカニさん、この柿の種をまけば毎年甘くておいしい実がなるよ。おにぎりと取り換えてあげようか?」「サルさん、どうもありがとう」カニは大喜びで庭に柿の種をまきました。そして「早く芽を出せ、柿の種。出さねばはさみでちょん切るぞ」そう言いながら、毎日水をかけ大事に育てました。

柿の実がおいしく熟すころにサルがやってきました。「代わりに登って取ってやるよ」と言って木に登ると、サルは自分だけ赤い柿を食べ始めました。登れず柿の木の下にいるカニには、まだ青くてかたい柿の実を投げつけます。当たった拍子にカニの甲羅が割れ、3匹の子ガニが産まれましたが、母カニは死んでしまいました。

やがて大きくなった子ガニたちは母カニの仇討ちをしようと決心し、栗、蜂、牛の糞、臼と一緒にサルの家へ向かいました。サルが留守の間に、こっそり隠れてサルの帰りを待ちます。

サルが帰ってきて囲炉裏ばたに座ると、隠れていた栗がパーン!とはじけてサルのおしりにぶつかりました。「あちちちち!!水だ水」と水がめに近づくと、水がめに隠れていた蜂がサルを刺しました。あわてて外に逃げようとすると、今度は牛の糞に滑って転び、その上から臼がドーン!!サルはぺちゃんこになってしまいましたとさ。



【さるかにが遺伝】

仕事ができる部下蟹江のことが気に入らない上司猿田は、今宵もスナック『モンキークラブ』にて、ねちねち彼に絡んでいる。

散々飲んだ頃、ママが握ったおにぎりが。猿田は自分のはしっかり食べたあと、蟹江に「あ、お前ピーナッツ好きじゃん、柿のタネあげるよ。で、おにぎりいただいちゃうね」と彼のを横取りをする。

なんでも人のものを取りたがる猿田。それでも悪く思わない心優しい蟹江。そんな蟹江がトイレに立っている間、猿田は柿のタネのピーナッツを全部食べてしまう。

トイレから帰った蟹江が「あっ……」と戸惑う間に、猿田は「何?食べないの?」と柿のタネまで全部食べてしまう始末。

それをスナックの隅で見ていた蟹江の子供三人は、大人になり、友人であり炉端焼き屋の店員である、栗山、蜂須賀、牛上、臼井の四人と父親の敵討ちを計画し、猿田を宴会に呼び出す。

炉端焼き屋に来た猿田が椅子に座ると、栗山が仕掛けてあったブーブークッションが弾け(?)店内中の笑い者になる。恥ずかしさにうろたえた猿田が思わず炉端の枠に手を置いてしまい「あちちちち!!水だ水」と叫ぶと、栗山が季節柄美味しい水なすを持ってきたため、猿田は激怒。「違う。水だよ水!」。手は赤く腫れてしまう。

「大丈夫ですか?」と蜂須賀が差し出したのは冷たいのではなくちんちんに熱いおしぼりで、それを握った猿田は更に蜂に刺されたような痛みに。

「ウキー!やってられんわ!!」と帰ろうとする猿田。すると牛上が床に落としておいた牛脂の固まりにつまずき、予定通りすってんころりん。

おもわず掴んだ臼井の袖。そのまま体重150キロの臼井がのしかかってきて、猿田はぺしゃんこに。

カツラも飛んでしまった猿田に全員が「あら、うすいのね」。


勝利の祝杯とばかり明け方まで飲んだ5人が、帰りに飲酒運転で逮捕されたのは芥川流なので、僕の場合は

全員二日酔いになりましたとさ。

めでたしめでたし。


N響大阪公演

posted by take at 18:49| 活動報告