2017年06月13日

濃密なオーケストラスタディ


この二年以上、運良くほとんど雨に当たらない那覇タイムだったのですが、今回は梅雨の豪雨の洗礼を受けてます。

でも、レッスン室は快適なので順調に演奏の進化が進みます。

今回はチューバ池田先生と日程を合わせたので、二人がかりでオケスタレッスン。二日に分けて一時間半づつのつもりが、今日しか楽聖の時間が合わないとのことで、三時間みっちり。

課題に出していた悲愴のフィナーレのコラールは、チューバの楽聖が入れ替わりながら、何度も何度もやる。楽聖だけ、僕が替わりに吹く、池田先生が替わりに吹く、二人共入って吹くなど様々なパターンで。

最後の方は、楽聖だけでNHKホールでの響きっぽくなってきたが、やはりダイナミクスの変化に対する色合い、質感の多様性に関してはまだまだ地味な印象。

普段一緒に吹いている池田先生と一緒だと、余計リアルにわかりやすい。


続けてブルックナーの四番、ロマンティックの1楽章4楽章をそれぞれチューバが入れ替わり。

同じフォルティシモでも、場面によって音色音質を変えること。トロンボーンだけのピアノのハーモニーの響かせ方他、これまたみっちり。


最後に授業でやっているブラームスの大学祝典序曲を。こちらは楽聖も慣れてはいるようだが、だからこそ課題もはっきりとする。


楽聖にとっては、ほとんど経験値が低く、しかもこれからもやる機会があるかどうかはわからない。

しかし現場でやる我々の、ある意味マニアックな細かい指示は、彼らの音楽観そのものを幅広くしてくれるだろうと信じての取り組み。


実は、僕と池田先生自身が大いに楽しんだ結果にもなった。


夜は金管の専任教授の先生方、いろんな専攻の楽聖、地元プレイヤーも一緒に、大盛り上がり宴会。

なんだか、関東では忘れつつある昭和の飲み会の雰囲気に包まれる。さすが沖縄、時代と共にスタイルが変遷していかない、本能が喜ぶムードが当たり前のようにある。なんだか正しいなあなんて思ってしまいました。


沖縄県芸レッスン

posted by take at 16:47| 活動報告