2016年02月28日

ああ、夢状


夢はよく支離滅裂で、起きてから複雑怪奇な気分になることも。若い頃はそんな自分を疑って、プチ深刻になったこともあります。

僕は、海亀に乗って空を飛んでいたり、弾けもしないのにヴァイオリンでN響に参加して「どうにかなる」と思ってたり。

誰しもそんなしっちゃかめっちゃかな夢を見る、そして脳の機能、成長ホルモンによる身体の回復ともうひとつ、記憶の整理の際、様々な情報が交錯し混ざることがあると知った時は、少なからずほっとしたもんです。

そんなフィクション過ぎる夢もあれば、ストーリーもキャストも、現実にそぐっているパターンもなくはないですね。

自分に都合のいい、ずっと覚めないでいてほしいくらい希望が叶ってるものや、起きてから考え込むほど、それからの生活を暗示するような内容もある。

これらは、きっと現実的なきっかけが前夜までにさりげなくあり、いよいよそう向き合うタイミングが来た、ということなのだと思う。


起きてみて……


若き楽聖たち、現代の社会の風潮、若者全体を覆いがちな気質、デリケートに向き合わなければならない部分も多々あれど、やはり、ひとりひとりに

【潜在的高次元志】

レベル搭載の

【対自分不満闘争心】

と、“世界でひとつだけの花”も大事だが、やはり同時に

【無条件強力競争心】


あって、初めて素晴らしい演奏家になる、と強く思わされた。

今、一線で活躍する演奏家たちと付き合いながらの現実としては、そんなものを分かりやすく、言葉にしたり態度に出したり、むき出しにしている人はいない。みな、優しくフレンドリーな振舞いで、本当にキバなんかもっているのだろうかと。

しかしハードでシビアなステージでの、完成度に対するあくなき追求を体現する姿勢、一期一会に対する最高表現を目指す生き方、隣や周りの、奥底に見える鬼のようなプライドが感じられた瞬間、

「結局、これなくして演奏はありえない」

と改めて納得し、若者への欲求のあり方を深く深く考えさせられてしまう。


そんな夢も見る。


帰京。

posted by take at 07:35| 活動報告