2023年11月09日
雰囲気重視
乱暴な言い方になるが、日本人の指揮者は「勉強したということ」というのをとにかく重要視し、同時に雰囲気を振ろうとする人が多い気がする。
大きな時間の流れ、俯瞰的視野、感情の振れ幅、その極み、そして哲学のような、人間や人生ということよりも、その場の雰囲気を意識しがちに見える。
もちろん皆がそうではないが、なんとなくそういう空気がある気が。
それは全く同じことを作曲家にも感じる。吹奏楽曲なんかでも「雰囲気はある」という曲が多い気がする。
もちろん皆がそうではない。高嶋圭子さんはそうではない。
その雰囲気というのを感情として捉えているのかもしれない。
音楽は感情的物語りが、哲学のような強靭さで生み出され、再生しても説得力が出るようにうまくまとまっていれば良いだけだと思います。
posted by take at 15:10| 活動報告