2023年09月11日
権力の最悪な副作用
「60過ぎたらもう存在自体がハラスメント」といった人がいる。
失礼極まりない言い方だが、これは「それくらいの認識を持って言動に気をつけましょう」という教え、またエールのようなものでもある。
「権力とは持つだけでハラスメント」
これは僕が考えた価値観ですが、実際そう思います。
権力者に着任した瞬間から、与えた側やその下で仕える者も、途端に自動的に崇めテイストになる。まだ何もされてなくても、支える側が勝手に態度が変わるのだ。
まるで「ハラスメントをどうぞ」と言わんばかりに。
そしてあっという間に「権力を持ってない側からの見方」「成功できてない側の思考」がわからなくなり、権力者だからこその見方がスタートし、ある意味不感症になってしまう。
「あー、それは失敗したことがない人間の考えることだよね」「あー、それはずっと認められてきた人特有の言い方だね。認められたことが無い人のことはわからないんだろうなあ」となる。
だから持てた喜びに浸るのもいいが、同じくらい気をつけましょうと。
権力者という肩書きが、既にハラスメンターでもあると。
posted by take at 15:52| 活動報告