2023年08月07日

演奏家か教育者か


大学時代に教えた生徒。卒業してからもう15年以上経つそんな彼らと、久々に会う機会が、別々に続けであった。

もちろん積もる話はたくさんありいつまででも尽きないのだが、彼らから言われて改めて自覚することがあった。


1人の人は「先生は演奏家であり大学の先生ですが、僕は凄く教育者だと思ってました」と。

次に会った人には「僕は敢えて言うならどちらだと思う?」とそれらしく聞いてみると「教育者だと思います」と。

彼らは、僕が吹く姿はたくさん見ている。オケでもアンサンブルでも、ソリストとしても数多く客席にいてくれた。

それでも教育者だと言われたのだ。

僕の本音は、長らく

「演奏家であっての教育者。演奏家だから教育者に選ばれているという順番だろうし。ただ、どちらかを捨ててどちらかだけを選べと言われたら、簡単に演奏家を選べるかと言われれば実は難しい。それくらい教育は、僕の人生の中でとても重要で必要なこと」

と。

演奏家じゃないというつもりはないが、まさに教育者になった生徒2人から「先生は教育者」と言われたのなら、改めて自覚することがある。

僕は教育者として生きなければならない。それは生業なのだと。

posted by take at 15:48| 活動報告