2023年07月18日

闘争心と力み


とあるメジャーリーガー投手

「彼は闘争心が強く、力み過ぎるときがある」

と言われていた。なぜだかこの言葉が印象に残った。

我が推し大谷翔平こと翔ちゃんも「勝ちにこだわっている」とよく言われる。スポーツとしてのベースボールを楽しむことはもちろんそうだが、勝負ごととして勝つことにこだわる。それはそのまま闘争心に繋がる。そのこと自体を非難する人はいないだろう。

「闘争心なんか持っちゃって」と揶揄されるのは、全く意味がわからない。

しかしそれが強すぎるあまり、力んでしまいうまくいかなくなるとしたら話は違ってくる。

闘争心が悪者というわけでは決してなく、それがメラメラ身体の中に渦巻いていたとしても、頭は冷静に、身体は的確にということだろう。まさに翔ちゃん!!


そしてこれはそっくりそのまま演奏にも当てはまる。

闘争心という言葉は少し違うのだが、表現や歌い込みに対して、そのエネルギーの強さが演奏の破綻に繋がるほどの力みになってしまうと、それは全くよくないとなる。冷静さを失っている状態みたいなこと。

どんなに燃えても、頭はクールに、身体は的確に。

何気に人生を貫く課題の代表的なものである。

posted by take at 11:13| 活動報告