2023年07月17日

先生の顔が見てみたい


生徒は先生を映す鏡である。


これを強く感じる瞬間がありました。

とある大学、生徒も多いが先生も多いその大学のとある先生が

「誰の門下かって、学生見てたらわかるんだよ」

と話し始めました。

「そうなんですか?僕は少人数を1人でやってるので、そういうのを目の当たりにする機会がないんですよね」

と答えると

「〇〇さんの生徒はみんな礼儀正しくて受け答えもちゃんとしてる。楽器も上手いのが多い。でも〇〇と〇〇の生徒は酷いんだよ。見事にそうだから。合奏中も態度悪いし‥」


ここで誰とは具体的には書かないが、傾向として感じたのは、先生がちゃんと敬意を持って尊敬されているクラスの生徒は、とにかく良い印象なよう。

逆に基本自分本位で生徒に対する思い入れなくちゃんと向き合えてないだけでなく、その先生の人柄が学生からバカにされているようなパターン、そのクラスは酷いよう。


そらそうなるだろうなあと思う。

本来敬われるべき立場の先生の人間性が酷かったりくだらなかったりした場合、若者はその環境にいる間の時間ずっと「目上の人をバカにする癖が染み込んでいく」わけで、それが鏡のようになっていくこともあるのでしょう。


知らぬは先生ばかりなり。


とても怖く感じ、また襟を正そうと思わされる夜になりました。

posted by take at 17:24| 活動報告