2023年06月30日
どうせ全部忘れるから
「どんなに嫌なことでも少し時間が経てば忘れるもの。だから我慢して忘れてしまった方がいい。我慢せず口にしたり、直接揉めたりしたら結局嫌な感情は長くなるし、結果にまで影響したなら、忘れるどころか残り続けることにもなる」という意味の発言を聞いた。
なるほど。本当にそうですね。
今までそれなりに不愉快になってきた経験もそこそこあります。しかしその大半どころか、ほとんど全てを忘れてしまっている。あの時こうだったという幾つかの記憶はあっても、不愉快になったという気持ちは正確には全く思い出せない。
結局全部忘れる。年齢を重ねると記憶力が‥なんてのは、幸せへの自然の摂理だとの話もある。
だからいちいちピックアップしてわーわー騒がず、ぐっと堪えて時間が経つのを待てば、気がついたら次の場面で笑っていられたりする。
あれ?さっきイラッとしたのなんだっけ?ま、どーでもいいや。長引いたり肥大したりしなくて良かった。
と、自分の我慢が正しかったと思えたりもする。
他人を恨んだり、妬んだりやっかんだりしても、自分の力で好転することはほぼない。
でもその場の感情で騒ぎ立てたり、個人的正論を振り翳したりを繰り返し、周りに不愉快を生まれさせ、なんなら自分が気づかないうちに恨みを買ったりしたなら、時間が経って取り返しのつかない残念な立場になっていたりもする。
他人は他人、自分は自分。結果意味のないことなら、我慢からの忘れる方へ。
明るく前向きに上手くやってる人は、そんな感じなのだと思います。
posted by take at 12:19| 活動報告