「優しい」というのは、もちろんいいこと。「優しい人」というのは、常に周りに求められる資質の上位にあるし、「優しい人は嫌いだ」と公言するとその方がリスクイメージが派生してくる。
同時に「あの人は優し過ぎる」という批判もあったりする。
これは優しくするその内容と程度いかんで、それを受けた相手が決して良くはない方向にいってしまうことを危惧した意見だろう。
それでも「人に優しい」というのは決して悪いことではなく、責められるようなことではないはず。
僕が強く思うポイントとして、人に優しいのはいいのだが、同時に「自分にも優しい」というのが実は必須なのだと思います。
ここで言う「自分に優しくない」というのは、人に優しくすることで自分を抑えるとか犠牲にするということではなく、自分の人生、その未来に対して幸せになるべくちゃんとした判断や決断ができないということ。
ときには他人よりも自分を優先して決断することで自らの幸せが確立できていくというのが、人間社会での現実。
それができないというのは、「現実から目を背けがち」ということから、自分に対して優しくないということになる。
人に優しいのはいいんだけれど、自分にもね!
というのが、実はとても大事なのだと思います。