人間とはやっぱり「飽きる生き物」なんですね。
内容がエキサイティングかどうかはおそらく関係ない。どんなに刺激的で興味深くても、飽きるアイテムはその時が来たりする。
世界的に認められた素晴らしい音楽家でも「料理人になろうと思うんだよね」と言ったことがあるらしい。(未遂)
きっとその頃あれこれ曲や編成やり尽くして「さあ、これからどうしよう?」ってなったとき
「飽きたなあ」
と感じたんじゃないかと思う。彼くらいなんでもできちゃうと、多少の努力でかなりできちゃうだろうし。
世の中のあれこれ、職業であっても趣味であっても、飽きる可能性あるものあれば、そうそう簡単に飽きることができないものもあると思う。
たとえば教育。
これはその難易度の高さ、完成し切らないノウハウ、次から次へと新しく登場する問題点、そして入れ替わる生徒たちということで、飽きようがない気がする。
なんせ人間相手、しかも若者相手。
僕にとって、トロンボーンや演奏はもちろん飽きようがないが、もしかしたら教育はそれどころではない気がする。
だから終わるときには、逃げるように辞めることになるのではないだろうか。
2023年06月09日
飽きられないアイテム
posted by take at 20:42| 活動報告