2023年06月09日

飽きられないアイテム


人間とはやっぱり「飽きる生き物」なんですね。

内容がエキサイティングかどうかはおそらく関係ない。どんなに刺激的で興味深くても、飽きるアイテムはその時が来たりする。

世界的に認められた素晴らしい音楽家でも「料理人になろうと思うんだよね」と言ったことがあるらしい。(未遂)

きっとその頃あれこれ曲や編成やり尽くして「さあ、これからどうしよう?」ってなったとき

「飽きたなあ」

と感じたんじゃないかと思う。彼くらいなんでもできちゃうと、多少の努力でかなりできちゃうだろうし。


世の中のあれこれ、職業であっても趣味であっても、飽きる可能性あるものあれば、そうそう簡単に飽きることができないものもあると思う。

たとえば教育。

これはその難易度の高さ、完成し切らないノウハウ、次から次へと新しく登場する問題点、そして入れ替わる生徒たちということで、飽きようがない気がする。

なんせ人間相手、しかも若者相手。

僕にとって、トロンボーンや演奏はもちろん飽きようがないが、もしかしたら教育はそれどころではない気がする。

だから終わるときには、逃げるように辞めることになるのではないだろうか。

posted by take at 20:42| 活動報告