長く大学で教えることができて本当に幸せだ。
あの現場は、若者の成長という価値ある変化を見て嬉しくなり、更なる高みを目指して夢を見ることができる歓喜の空気が流れているし、研究者として立ち向かうべき課題も常に湧いてくる場所。
もちろん想定外の難題と向き合うことになることもあるが、できうる限りそうならなくて済むように人間関係を築くという、エキサイティングに突き進める場所でもある。
最後は人の心を把握するという難題に悩まされるが、それまたかつて若かった自分と向き合うことにもなり、難易度の分やり甲斐もとても大きい。
拝命されたことに感謝しながら、大いなるやる気と共に門を潜り続ける。