確かに次の駅で降りる人の立場に立ってみれば、譲られて座って次の駅で立って降りてしまうのでは、譲ってくれた人に申し訳ない気がする。
それでも「次で降りるんですけど、ありがとうございます」と言って座ってしまうのも手だ。そうすれば、降りた後、再び譲った人が座る流れになりやすい。
「私は席を譲られるほど年寄りに見えるのか?」という経験、特にその一回目が大層ショックだろうことはとてもわかる。
しかしそんな日は、自分が選ぶタイミングなんて全く存在しないまま、ある日突然やってくるのでしょう。
そんな瞬間決してたじろかず、まずは「ありがとうございます」の一言が出てくるかどうかだ。
僕は必ずそうしよう。決して嫌な顔なんかせず座らせてもらおう。
少し時間をおいてショックに悲しくなりながらも、ゆっくりその運命を受け入れることをここに誓います。