2023年05月03日

3つの悪い習慣 その3


「木だけでなく森全体が見える」というのは、大人の特権だと思う。それもだいぶ年齢を重ねた大人。子供は経験が浅く、視野も世界も狭いのが当たり前。

若い頃には、そんな目の前にある木よーく眺めて、せっせと育てるのでいい。

しかし人生の途中からは、その木がどんな辺りに生えているのか、どんな山に生えているのか、どんな地域に、どんな国に、どんな星に‥‥と、立ち位置と存在理由を理解するために、「包み込む全体」が見えてきた方がいい。

そうしないと、それ以上その木をどうしていくのかが的確にならなくなってくるから。

「井の中の蛙」になったり、陳腐なものに仕立てていったり。更に行き詰まって身動きがとれなくなり無意味に諦めたり。もっと酷いと病んでしまったりとなるのでしょう。

全体が見え、木とそれを育てる自分自体が小さく見えてきたなら、そこから初めて楽に的確に生きていけるようになる気もします。

posted by take at 10:02| 活動報告