人というのは自分以外の全ての人、それが恋人や夫婦、家族や友人、ご近所や同僚どんな人とも
ちょうどいい距離感
というのがあるのだと思います。
もちろんそれは立場によって違うのですが、実際の距離としても、一緒にいる時間にしても、近過ぎず遠過ぎず絶妙な距離感がある。それをちゃんと設定できている関係こそが上手くいき、これを自然と設定できる能力のある人が、コミュニケーションの達人だとも言える。
極端なパターンとしては、恋愛関係、恋人関係になりたてだと「近ければ近いほどいい、なんなら全ての時間一体化したい」くらいの気持ち。
逆に遠距離恋愛や夫婦のすれ違い生活のように、本来必要な距離より遠過ぎたことが原因により壊れてしまう関係もある。
本来一番近いはずの夫婦でも、家の中でいつも一緒にいたい、寝室は別、書斎等個人の空間ありきでちょうど良かったりと、本当にそれぞれだと思うが、そんな契約関係から親子親戚、仕事の同僚、友人、師匠や生徒、いっときだけの関係まで、各々において
絶妙で最高の距離が作れること
というのが、本来人として必要。これがうまくいかないことこそが、あらゆるトラブルや悩みを生む種であり、生産性や人生のテイストまでに影響があるのだと思います。