2023年04月21日

物と響き


そのリフォームの準備として、3階のふた部屋にあった物を全て2階のリビングに持って降りました。思ったよりたくさんの物、物、物。どこで寝るんだろう?というくらい手狭になってしまいましたが、そんなもんですね、引越しって。

ガランとした3階のロフト部屋で音を出して、少なからず驚きました。

今までと全く違う空間と言っていいほど響きまくります。教会というと大袈裟ですが、でもかなり響く。

物って音を吸うんですねえ。

そういえば新しい部屋を内見に行った時なんかも、話し声が響いたりしてました。

練習部屋というのは防音仕様や広さなんかが一番に気になりますが、何を置いているか置いてないかは、何気に大きいんですね。

ジパングが長く練習に使わせてもらっていたトリフォニーの地下の部屋は、凄く広いわけでも天井が高いわけでもないけど、とてもいい音がしました。ジパングの音はあそこでできたと言っても過言ではない。

あれはあの部屋に長椅子やテーブル以外に、あまり余計な物が無かったのもあるのでしょう。

これから先、定年後なんかは、そんなに広い場所で毎回音が出せるとは限らなくなってくる。そんな時の練習環境を考えても、物のことは大きな材料になってきます。

posted by take at 18:41| 活動報告