2023年04月04日

集約


まあ人それぞれ能力も様々、多岐に渡ると思うのですが‥‥

でもやっぱり一人の人間ができることというのは、そんなに多くないと思います。

大谷翔平さんは普通のプロフェッショナルの2倍、なんなら2倍以上のことができていますが、その分普段の生活の全てが野球のために送られているようですから、器用で的確な努力家とはいえ、やはりやる事は「集約」されているのです。

打つだけ、投げるだけのメジャーリーガーが野球以外のことに時間を使う、なんならそのことでストレス発散し野球で活躍しているのでしょうが、彼の場合はストレス発散も全て野球のようなので、それこそ集約の極みでしょう。


たとえば、日本全国に1万校近くある中学高校、その吹奏楽部のトレーナーをやるにしても、本気で大きな成果を挙げようと思うならいくつもはできないでしょう。ある程度の成果なら複数携わりながら各々に貢献する事はできるし、それも価値があると思います。しかし本気でがっつり向き合って、時間をかけて回数取り組む事で伸ばしていくようなことをしようと思ったら、いくつもは無理。

それくらい一個人のできることというのは、実は限られていると思います。

能力ある人も、あるタイミングで「あれもできる、これもできる」と、自分を拡散させていったりすることがある。そんな時は自分の力を過信している時期。そしてそのまま薄めの流れを続けるか、どこかでパンクし整理へと向かう。


大谷翔平さんが象徴的。

素晴らしい成果と共に生きる人というのは、当たり前のようにやることを集約させている。

本能が浮つかない、落ち着いているとでもいうか、当たり前のように自分のポテンシャルとやりたいことのバランスをとることに長けているのだと思います。

posted by take at 12:37| 活動報告