人というのは自分以外の全ての人、それが恋人や夫婦、家族や友人、ご近所や同僚どんな人とも
ちょうどいい距離感
というのがあるのだと思います。
もちろんそれは立場によって違うのですが、実際の距離としても、一緒にいる時間にしても、近過ぎず遠過ぎず絶妙な距離感がある。それをちゃんと設定できている関係こそが上手くいき、これを自然と設定できる能力のある人が、コミュニケーションの達人だとも言える。
極端なパターンとしては、恋愛関係、恋人関係になりたてだと「近ければ近いほどいい、なんなら全ての時間一体化したい」くらいの気持ち。
逆に遠距離恋愛や夫婦のすれ違い生活のように、本来必要な距離より遠過ぎたことが原因により壊れてしまう関係もある。
本来一番近いはずの夫婦でも、家の中でいつも一緒にいたい、寝室は別、書斎等個人の空間ありきでちょうど良かったりと、本当にそれぞれだと思うが、そんな契約関係から親子親戚、仕事の同僚、友人、師匠や生徒、いっときだけの関係まで、各々において
絶妙で最高の距離が作れること
というのが、本来人として必要。これがうまくいかないことこそが、あらゆるトラブルや悩みを生む種であり、生産性や人生のテイストまでに影響があるのだと思います。
2023年04月24日
2023年04月23日
2023年04月22日
九州とは
晩酌で、柿の種やミックスナッツをつまみながら焼酎水割りを楽しむ。
ジパングで鹿児島宮之城へ行って以来ずっと取り寄せている「紫尾の露」は、コンビニで買うあらゆるおつまみをお供に旅する桃太郎のような、主役的美味しさ。
あ、そういやどこかのコンビニで買った少し変わったさきいかがあったな。
「かねふく明太子使用さきいか」
ピリ明太子が絡むさきいかとのこと。
見た目はオレンジ色のさかいか。一口食べると、刺激的な辛味といかの美味さが口いっぱいに広がる。
そして紫尾の露を一口含む。
そ、そっか!だから九州の焼酎はこういう味なのかっ!!
あまりに見事な味の融合に、王様料理としての明太子を生んだ九州、その大地に立つ人々がたどり着いた酒の味の必然を見た気がしました。
posted by take at 20:40| 活動報告
2023年04月21日
物と響き
そのリフォームの準備として、3階のふた部屋にあった物を全て2階のリビングに持って降りました。思ったよりたくさんの物、物、物。どこで寝るんだろう?というくらい手狭になってしまいましたが、そんなもんですね、引越しって。
ガランとした3階のロフト部屋で音を出して、少なからず驚きました。
今までと全く違う空間と言っていいほど響きまくります。教会というと大袈裟ですが、でもかなり響く。
物って音を吸うんですねえ。
そういえば新しい部屋を内見に行った時なんかも、話し声が響いたりしてました。
練習部屋というのは防音仕様や広さなんかが一番に気になりますが、何を置いているか置いてないかは、何気に大きいんですね。
ジパングが長く練習に使わせてもらっていたトリフォニーの地下の部屋は、凄く広いわけでも天井が高いわけでもないけど、とてもいい音がしました。ジパングの音はあそこでできたと言っても過言ではない。
あれはあの部屋に長椅子やテーブル以外に、あまり余計な物が無かったのもあるのでしょう。
これから先、定年後なんかは、そんなに広い場所で毎回音が出せるとは限らなくなってくる。そんな時の練習環境を考えても、物のことは大きな材料になってきます。
posted by take at 18:41| 活動報告