全ての生徒が同じレベルにいないとして、では優秀な生徒だけが得をするように選別するというのは、全くもって愚の骨頂だ。
大きく伸びるのは、全ての生徒に訪れるべきだ。
ありがちなのは、最初からセンス良く実力が高く映る生徒は更によく伸び、そうでない生徒はなかなか伸びないというもの。
しかしこれでは教育としては失敗だろう。少なくとも未来の教育というのは、そんなレベルの低さではダメだと思う。
「どの位置にいても常にどんどん右肩上がりで伸びていける」
そんな教育でなければならないのだと思う。
そのために必要なことは「自信を失わないこと」「常に最良の実力が出せること」。つまり「自信を失わせないこと」「最良の実力を出してもらうこと」。
そんな教育ができること。
そんな教育ができるために不必要なことはやらないこと。
人は萎縮からは伸びない。
それがたとえ教師からは勘違いに見えたとしても、自信と喜びに溢れている人の方が「もっともっと」と昇っていくのだ。