大リーガー・ダルビッシュ有が「メンタルの鍛え方」という質問に対して「うーん、メンタルって鍛えるものじゃないと思うんですよ」と答えていたのが心に残った。
もちろんいろんな経験をし、対応の仕方や「何があっても時が解決してくれる」なんてことがわかってくれば、不安は減っていったりする。
その状態が「鍛えられた」と表現すればそうなのだろうが、強くなったというよりは、理解できたことが増えていったということだろう。
それによりやり口が現実的になっていく。
ダルビッシュ有の大リーガーとしてのそんな経験則を聞いていると、やはり身体と心に対するより現実的なアプローチを感じる。
それは彼の言う通り「技術」なのだろう。
つまりメンタルというのはやみくもに鍛えられるものではなく技術。
メンタルこそが技術なのだろう。