2023年03月09日

幸せな頃


「今が一番楽しく幸せな時間だ」と感じられるなら、それはとても貴重な瞬間。一番と思ったかどうかはおいておいて、実際無条件でかなりの幸福が感じられ、自然とそんな気持ちが湧いてきたことは、過去何度かはあった記憶がある。

若いときにはそんな幸せに興奮しつつも、これから先も何度もこういうことがあり、人生はクレッシェンドしていくのでは?と潜在的に思っていた気がする。


時が経ち年齢を重ねた今思うこと。

実際には紆余曲折ありながらの人生、瞬間的な幸せより「幸せな頃」みたいな一定の時期を感じることが多くなった。

瞬発的アドレナリンに包まれるような高望みは諦め、日々の暮らしの中に大切な人と問題を感じなくて済む時間が流れることの貴重さ、実はとても有難いことだが慣れてしまい当たり前になっているようなことを改めて見つめてみることにより、その価値を実感したりと、安定したときの流れに幸福を感じる。


ポイントは、身の程を知り高望みをしないこと、そして今まで頑張ってきたからこそ手に入っている平穏な時間をきちんと分析し、それを失わないように気をつけることや感謝を何度も反芻すること。

これに尽きるだろう。

悩みや苦労がなくなるわけではないが、しかし実はとても幸せな時間が既に長く流れてきたことをしっかり感じ、これからも気をつけながら生きていきたい。

posted by take at 18:20| 活動報告