2023年03月03日

演奏家は見た目が大事


最近よくそう思います。

これはイケメン美女じゃなければなんて陳腐な話ではなく、演奏フォルムが「らしく」なければならないと。

このらしくというのにはふたつある。

ひとつ目は「譜面台の前にて演奏している、楽器を持って動かしている姿そのもの」

楽器との位置関係や動かし方、身体全体のフォルムが「その楽器らしい自然」に映ること。譜面台や譜面との位置関係も、不自然にガン見しているように映らないビジュアルで。


もうひとつは「曲の場面、そのニュアンスに相応しく」

ゆったりと美しい曲調なのに、妙にしかめっ面だったり苦しそうだったり、せかせか忙しそうだったり。激しくカッコいい場面なのに、妙に冷めて見えたりモタモタして見えたりというのは、実は見てる側に違和感が残るもの。

各々フォルムにも個性があることは受け入れた上で、演奏家たるもの少しは意識すべきことだと思う。

とにかく「自分は不自然でないか?」「見た目もらしくあるべき」と。

posted by take at 12:44| 活動報告