2023年03月11日
2023年03月10日
田舎と都会の世界観
演奏には音量と別に「世界観」という大きさがある。それはそのまま、大きな音で演奏ということに繋がったりもするが、ベクトル的な音量だけでなく、距離届く音かどうか、そして何より表現の幅に影響がある。
とある弦楽器の大御所が
「音楽ってのは田舎者がやるものだ」
と語り始め、聞き入ったことがある。
「子供の頃にどんな環境で音を出してたかは大きくて、田舎で伸び伸び弾いてたのは音もデカいし表現も豊か。都会の狭いマンションの一室で弾いてたのは、立派な先生に習えてテクニックは凄かったりするけど、音は小さくて表現もこぢんまりとしてたりするんだよ。これ本当だから」
なんだか強い説得力を感じました。
そして、本当に頭の中の世界観を広く広くすることの重要性を、改めて強く感じることになりました。
演奏には音量と別に「世界観」という大きさがある。それはそのまま、大きな音で演奏ということに繋がったりもするが、ベクトル的な音量だけでなく、距離届く音かどうか、そして何より表現の幅に影響がある。
とある弦楽器の大御所が
「音楽ってのは田舎者がやるものだ」
と語り始め、聞き入ったことがある。
「子供の頃にどんな環境で音を出してたかは大きくて、田舎で伸び伸び弾いてたのは音もデカいし表現も豊か。都会の狭いマンションの一室で弾いてたのは、立派な先生に習えてテクニックは凄かったりするけど、音は小さくて表現もこぢんまりとしてたりするんだよ。これ本当だから」
なんだか強い説得力を感じました。
そして、本当に頭の中の世界観を広く広くすることの重要性を、改めて強く感じることになりました。
posted by take at 18:31| 活動報告
2023年03月09日
幸せな頃
「今が一番楽しく幸せな時間だ」と感じられるなら、それはとても貴重な瞬間。一番と思ったかどうかはおいておいて、実際無条件でかなりの幸福が感じられ、自然とそんな気持ちが湧いてきたことは、過去何度かはあった記憶がある。
若いときにはそんな幸せに興奮しつつも、これから先も何度もこういうことがあり、人生はクレッシェンドしていくのでは?と潜在的に思っていた気がする。
時が経ち年齢を重ねた今思うこと。
実際には紆余曲折ありながらの人生、瞬間的な幸せより「幸せな頃」みたいな一定の時期を感じることが多くなった。
瞬発的アドレナリンに包まれるような高望みは諦め、日々の暮らしの中に大切な人と問題を感じなくて済む時間が流れることの貴重さ、実はとても有難いことだが慣れてしまい当たり前になっているようなことを改めて見つめてみることにより、その価値を実感したりと、安定したときの流れに幸福を感じる。
ポイントは、身の程を知り高望みをしないこと、そして今まで頑張ってきたからこそ手に入っている平穏な時間をきちんと分析し、それを失わないように気をつけることや感謝を何度も反芻すること。
これに尽きるだろう。
悩みや苦労がなくなるわけではないが、しかし実はとても幸せな時間が既に長く流れてきたことをしっかり感じ、これからも気をつけながら生きていきたい。
「今が一番楽しく幸せな時間だ」と感じられるなら、それはとても貴重な瞬間。一番と思ったかどうかはおいておいて、実際無条件でかなりの幸福が感じられ、自然とそんな気持ちが湧いてきたことは、過去何度かはあった記憶がある。
若いときにはそんな幸せに興奮しつつも、これから先も何度もこういうことがあり、人生はクレッシェンドしていくのでは?と潜在的に思っていた気がする。
時が経ち年齢を重ねた今思うこと。
実際には紆余曲折ありながらの人生、瞬間的な幸せより「幸せな頃」みたいな一定の時期を感じることが多くなった。
瞬発的アドレナリンに包まれるような高望みは諦め、日々の暮らしの中に大切な人と問題を感じなくて済む時間が流れることの貴重さ、実はとても有難いことだが慣れてしまい当たり前になっているようなことを改めて見つめてみることにより、その価値を実感したりと、安定したときの流れに幸福を感じる。
ポイントは、身の程を知り高望みをしないこと、そして今まで頑張ってきたからこそ手に入っている平穏な時間をきちんと分析し、それを失わないように気をつけることや感謝を何度も反芻すること。
これに尽きるだろう。
悩みや苦労がなくなるわけではないが、しかし実はとても幸せな時間が既に長く流れてきたことをしっかり感じ、これからも気をつけながら生きていきたい。
posted by take at 18:20| 活動報告
2023年03月08日
2023年03月07日
褒め叱る
バスケットの名教師の指導内容のデータとして「褒める」と「叱る」は半々だったとの結果がある。
やはりどちらも効果があることはたしか。
そして私たちが最も理解すべきは
「どちらかだけでは、良い効果以外の悪い効果も肥大する」
ということだと思う。
褒めるだけでは怠惰や勘違い、戸惑いを生む可能性があるし、叱るだけでは萎縮や自信喪失、なんなら失意まで発生させてしまう。
ところがこのふたつをうまく流れれば、それはハイブリッドからの理想的な伸びを生む力になるのでしょう。
そんなのも何もなく放任で伸びるパターンもなくはないが、何も起こらない可能性の方が圧倒的に高いので、やはり濃密にやるべきことはやる。
情熱に対し情熱が返ってくるだろうから、よく褒めよく叱る。
これに越したことはないのでしょう。
posted by take at 18:50| 活動報告