松本零士さんの言葉
「目の前には時間と宝物がある」
素敵なメッセージ。
ただその宝物が自分の手に入るかどうかは、当然自分次第。特にこれから、人生の後半の後半に突入していくとき、何を宝物と感じどう手に入れていくのかは、若い世代とはまた違う意識が必要だと思う。
普通にイメージすると「身近にある幸せこそ」と思うだろう。家族との平凡だけど平穏な日常。幸せは身近にこそあるんだよ的な。
しかし長い時間の中での現実的な暮らしの考察としては、隠居テイストには正直不安がよぎる。それくらい、変化と刺激のある日常が大変ではありながら生き甲斐に繋がっていることが、若い頃よりよくわかるからだ。
そしてそれは、待っているだけではだめで、自分で設定するアプローチでなければならないことも、今までの人生からこれまた理解できている。
若いときより、もっと「待ってるだけではだめだ」と。
全ては「アイデア」だと思う。
自分で求め考えひねり出てきたアイデアこそが、自分の未来を宝物へと導いてくれる。
そう考えると、世の中の幸福の全てがアイデアから派生したものだとわかるし、それを求める人、受け取ろうとだけする人により、宝物の実感が変わってくるのだろう。
アイデアとはかくも素晴らしい。
何をやめるべきではないかというと、アイデアを求めること。
頑張りたい。