2023年01月26日

古めかしさの真実


打楽器協奏曲を聴きながら「ジョリベも古典になったなあ」と思ってしまった。もちろんバロックという意味での古典ではなく、もう新しくはないなと。


全ての作品は時と共に古めかしくなる。

ただそれは、価値とは別。

若者たちは特にだが、皆最新含め新しめのものを手に取りながら、一時代前のものには関心を示さなくなる。

しかし、更にときが経ったある瞬間、ふと立ち止まるように純粋にながめ、ふた時代前、三時代前のものでも良いものは手に取りはじめる。

リアルタイムの時には取り上げられたものでも、このときに選ばれなかったとしたら、そんなものこそが過去に閉じ込められるように、未来からは消えていく運命にある。


そしてこんなときに「良いものだから」と手に取ったものを、決して古めかしいとは思わない。

それは現代の自分にとって価値ある古典であり、過去こその素晴らしさに想いを馳せるようになるくらい、有難いものだから。

posted by take at 18:44| 活動報告