2023年01月13日

錦恋


錦鯉の漫才がとても好きです。とにかく無条件に笑えるし、お二人のキャラの大ファン。

ただ冷静に見てみると、危ういテイストでもある。

まず世界的にはあり得ないくらいNGであり現代日本でも嫌悪されがちな「超どつき系」。二郎系もびっくりな濃厚テイストで、渡辺さんはノリノリまさのりさんの後頭部をこれでもかとはたく。スキンヘッドは見事な打楽器と化し、とてもいい音がし面白いのだが、コレさすがにコンプラ大丈夫か?とドキドキもする。

更にネタのテイストとしても、大バカをこれでもかとバカにするというもの。大の大人が、ものすごく頭悪そうなのを表現していると、やはりドキドキしてくるし、よく聞くと渡辺さんのツッコミもオマエ呼ばわりからの、120パーバカにしきった罵り系。

そんな危なかしさを感じながらも好きになってしまうのは、とにかく僕が子供の頃から好きだった「単純な笑い」だからだし、それが絶妙かつ見事に計算されているから。

まさのりさんの動き、顔(特に目)はとにもかくにも超絶濃厚な面白さ。しかも本人は自虐キャラでええかっこする気がほぼなく、吹っ切れバカを全力でやってくれるので、微妙なのを見た時こちらが気を遣うみたいなのが無くて済む。

渡辺さんも遠慮も躊躇もないので、見てる側の言いたいこと、やりたいことをやってくれてる感じで爽快感がある。

間合いは絶妙で、まさのりさんが時々止まる時間も、次に何を言うのかを楽しく待てるテイスト。

そして僕がなにより特筆したいのは、エンディング。

長い間ずっと不思議なことのひとつ。漫才のエンディングのほとんどは、なぜだかつまらないトークで締めたりする。そこまでめちゃくちゃ面白く盛り上がっていても、最後は「え?それ?」という、呆気に取られるくらい面白くもなんともないのが多い。

ところが錦鯉は違う。

最後の最後まで笑いの手綱は緩まない。それどころかかなり可笑しいネタで爆笑の中、渡辺さんの「どうも、、ありがとうございました」と、真面目テイストななロートーンボイスで終わるのも、とにかく趣味の良さを感じる。


ノリノリまさのりさん。50はまだ若者だぜ!コレからも渡辺さんと二人、長く笑かしてくださいね!

posted by take at 17:47| 活動報告