2022年12月19日

正直者以上に嘘つきは損をする


僕はことあるごとに

「嘘をつく人にならないように。嘘は必ずバレるから」

と、学生たちに言ってきました。「ついた本人は嘘を忘れてしまうが周りはその内容を覚えてたりして、別のタイミング、別の場所で整合性に問題があることで、本人の預かり知らないところでバレていく」と。

ただそういくら言ったとしても、彼らは「でも全ての嘘がバレるわけではない」と思うでしょう。もちろん僕も全ての嘘が必ずバレるわけではないことはわかっています。

しかし嘘をついてしまう人間性というのは、比較的早くに周り中にバレるようになっている。そうなってしまうことで、発言の信憑性は低くなっていく。そして疑いのテイストが含まれる内容の時には「嘘なんじゃないか」と思われてしまう。たとえ真実であっても。

つまり一度「嘘をつく人」というレッテルを貼られると、嘘も真実も「嘘じゃないか?」と思われるようになる。 

そして嘘というのは癖になり習慣になってしまう。つかないようにしようと思っていても、するするっと口から出てしまうようになる。そうなると自分でももうどうしようもなくなっていく。

本人が思っている以上に周り中に簡単にバレているし、そうやって信頼を失っている。そうなってから取り繕っても、それこそまさに言い訳にしか捉えられない。

そうではなく、一般的考察ではどんなに怪しそうな発言内容になっても「この人が言うなら本当なんだろう」と評価されるような人にならなければならない。

そのためには「正直にしか生きない」「一切嘘をつかない」「保身の虚偽は絶対しない」「自分を虚飾で飾らない」と心に深く誓うことが大切だと思います。

なるべく早いタイミングでそうなっていくべき。彼らの人生において物凄く大切なこと。このことで人生のテイスト、つまり運命が決まっていくとすら言えることですから。

posted by take at 20:24| 活動報告