歌手のMISIAさん。
今や日本を代表する実力派歌姫としての地位を確固たるものにした彼女ですが、最近流れているコマーシャルでの言葉に、いろんな意味で感じ入る人は多いのではないでしょうか。
「歌手として、繊細でなければならないしタフでなければならないし」
繊細とタフ。
神経と体力、細やかさと力強さ、頭と身体‥‥
イメージは膨らみますが、このふたつは一線でやるあらゆる仕事に対し「これこそが不可欠なこと」として、自身のやっていることに照らし合わせる人も多いと思います。
逆を言えば、がさつでひ弱となる。そのどちらかがあるだけでもダメ。
つまり繊細に求める価値観があり、それを実行してハードなスケジュールの中でも最高のパフォーマンスにするためには、とにかく「あの人はタフだわ」と言われるくらい、平気な顔してこなせなければならない。
それができないとしたら、結果も二流になるのは目に見えている。
MISIAさんの見事なパフォーマンスの源に、この二つこそを大切にする価値観があることを端的に言葉にしてくれていることで、私たちの活動に必要な指針をはっきりとわからせてくれています。