今回の沖縄はチューバの池田君と一緒。県芸のイベントとしての吹奏楽と金管五重奏のため、長めの滞在。
「吉川さんが前食べたって言ってた、ブエノチキンが食べたいっす」
そう、彼は有名なチキン野郎(こよなくチキンを愛してしまい、飛ぶ鳥を落として食べるほどの勢いで生きる鳥好き)なのです。
若者2人と4人で入店。チキン一羽が3人から4人前とのことで、おにぎりをセットにむさぼりはじめる。
物凄いガーリックだ!!
これはもう、世の中をアウトオブ眼中にし、自分の欲望のみを優先し迷わず突き進むしかない。周りにとってはガーリックハラスメント、略してガリハラになってしまうが、それを気にしてここでいかないのはチキン野郎ではない。いけない方がとんだチキン野郎だ。
「チョーうまいっす!!」
まさにライオンのようにむさぼる池田君の目は、完全にいってしまっている。
凄く癖になる美味しさ。キンタコがライス系ダイナミックストロング料理なら、ブエノチキンは動物系ウルトラスメル料理だ。
ひとしきり骨にしてしまい、プハーと。
「もう少しいきたいっす」
「ハーフあったよ」
「いいっすねえ」
再びレジへオーダーに行く鳥人間。
そしてハーフではなく一羽を持って来る鳥人間。
それを完食する鳥人間。
ホント、跳んだチキン野郎だ!!