2022年11月04日

聴こえる能力


とある奏者の動画を見ながら感じる視覚的テクニック問題点。

それは程度で言えば「もっと良くない人よりはいいが、不備を感じない人よりは良くない」というもの。

どの動画を見てもそうなので、撮っている本人は気がつけていないのだと思う。

ただ音を聴けばそのせいでフォルムが洗練されていないのは僕にはわかるが、本人はこれまた気づかないのだと思う。


僕らにとって必要なのは、あくまで聞こえてくる演奏、つまり音。見た目ではない。同時に見た目から見えてくる不備というものは、本人にはなかなか気づけない程度なのかもしれない。

とすれば最後は、やはり最も必要な音としての演奏、それを洗練させるのは「耳でしかない」となる。

最後は、どれだけ

「自分の演奏が、しっかり判断できる程聴こえているのか」

に尽きるのだろう。

単純な話。聴こえる能力である。


聴こえていても良くできない、改善できないのだとしたら、それは聴こえていないということになるのだと思う。

他人のものは的確に評価できたりする、つまり価値観は真っ当だったりするのだから。

posted by take at 17:52| 活動報告

2022年11月03日

ちゃんとしない?


日本人は「ちゃんとしている」ことを特に美徳とする民族。

その「ちゃんとしている」だが、これは言い換えると「大多数における平均的必須常識」とも表現できると思う。

方や「個性」とは全く逆の「唯一無二」となる。平均的なんてテイストは欠片もない。

ということは「個性とは、ちゃんとしていないことだ」とも言えないだろうか?


僕らはよく「ちゃんとした上での個性」を求めるが、これはそもそも無理があるのかもしれない。というか、それではたとえ醸されたとしても、表現における個性の部分が小ぶりになってしまうはずだ。

実は私たちは、大胆で大きな個性に出会ったときこそ感動する。

乱暴な意見で怒られるのを承知で書くが‥‥

僕の世代の若い頃のアイドルはミシェル・ベッケさん。僕個人としては、上京と初来日がほぼ同時期であり、影響を受けずにはいられないくらい圧倒的だったが、他の名演奏家と比べあまりに自分達とスタイルが違ったのも事実。パリのクァルテットの中でも「1人変わっていた」。

そして、音大生学習としては「ちゃんとしていない部分が多かった」のも確か。

特にリズムなんて、とても正確とは言えなかった。ただ正確にできないというより「どうしてもそう吹きたい」のだろうことははっきりしていたし、だからといって評価が下がるというより

「だから素晴らしい」

と思わされた。

ちゃんとしてないことが素晴らしかったのだ。

さあ、どうしよう?

どうする?

posted by take at 17:37| 活動報告

2022年11月02日

前向きに諦める


亡き父親の言葉で忘れられないものがいくつかあるが、そのひとつに

「武典、会社やゆんは150年もは続かんのぞ」

というのがある。

一流企業から中小まで、一時期どんなに栄えても必ず廃れるときは来ると。世襲なら受け継いだ者が食い潰すだろうし、外からの血を入れながら続けても、世の中はどんどん変わり、それと共に消えると。

まあそのときから150年前っていうと江戸時代になるから、確かに現存する会社たちはまだそこまで辿り着いてないだろうし。

そんな話を反芻しながら、一番強いのは「赤福」や「八ツ橋」などに代表される老舗和菓子じゃないかなとよく思います。和菓子に限らず、この手のものは「創業ウン百年」というのも多いわけで。

そんな世紀を超えて愛されるものの素晴らしさに憧れながら、同時に思うのは

「伝統の味を守るってことは、逆にいうと変化や成長は諦めなければならないんだなあ」

ということ。

なぜ大多数の会社が消えていくのかというと、結局世代や人が変われば、その人は自分のオリジナルでこそ成功したいと考えるわけで、先人のものを変え、更に成長させたいということを生き甲斐にしていくから。

ただそれはそれで栄枯盛衰という運命を辿りやすい。

スポーツでも我々演奏の世界でも、おそらく大半のことは、そのフィールド全体が、5年10年単位でレベルアップしていくことになる。30年も経てば年長者のものは「古いスタイル」となる。50才のスタイルは20才のスタイルよりも明らかに古風になる。

そうならないように、若い世代のものをどんどん取り入れて自分の価値観やトレーニングを変化させていく努力をする人は立派だが、しかし思ったより進化の幅が大きかったり、そもそも経験してきた当たり前の違いから、価値観の根っこの差を埋めることが難しかったり。身体を使うものなら、そもそも衰えと共にやらなければならなかったり。


老舗もオリジナルも、良いことばかりではない運命と共に進む。

後ろ向きな発言では決してないのだが、

「とある部分は諦める」「見ないようにする」

というのは、人生にとって必要なことなのだろう。


posted by take at 16:54| 活動報告

2022年11月01日

男女取り扱い書


以下のランキングは、とてもよくわかりますね。というか、うまくやりたいなら、わかっておいた方がいいことですね。

現実的には失敗も多く、乗り越えていくことでもあるのでしょうが。


『恋愛(婚姻)関係を維持したい理由トップ10』

1.感情的な親密さ
2.感情移入
3.家族としての義務感
4.パートナーの性格
5.楽しさ
6.情緒的安定
7.物理的な親密さ(身体的)
8.経済的利益
9.相性
10.パートナーに対する心配


『恋愛(婚姻)関係を終わらせる理由トップ10』 

1.パートナーの性格
2.信頼を裏切る行為
3.パートナーの家出
4.外的要因
5.物理的距離
6.衝突(対立)
7.性格の不一致
8.感情的距離
9.感情の汲み取り不足
10.経済的利益の不足


posted by take at 15:58| 活動報告