2022年09月26日
シベリウス第1番あたりのお話し
次回のブロカートは、オーケストラが僕のリクエストを受け入れてくれた形。シベリウス祭です。
後半は交響曲第1番。
僕より丁度100歳年上の1865年生まれの彼が、1899年34才のときに発表したものですが、何気にいくつかのエピソードが面白い。
この前年、1898年にベルリンでベルリオーズの幻想交響曲を聞いてたいそう感激したそうで、それも創作意欲に繋がるものだったのではないかと。天才と天才のハイブリッドが感じられ‥‥
なんだけどこの頃の彼は酒浸りだったそう。しかも浪費癖となり、自堕落きわまりない日々を送っていたという、
作品からのイメージとは随分違います。
でもこれを書き始めてからはさすがに酒も葉巻も控えて真面目に取り組んでいたそうですが、長続きしなかったようで、挙句の果てに飲酒乱闘騒ぎも起こしたそうなんです。
まあ、人間っぽいっちゃあそうなんですが、随分作品のイメージと違うエピソードですね。
まあね、演奏家も、あんなに素晴らしいパフォーマンスだったりしても、私生活ムムムッだったりするもんね!
posted by take at 21:07| 活動報告