2022年09月21日
新しい言葉
音の形、そのニュアンスを要求するときありがち、メジャーなのが
「張って」
少し力が入った状態でのテヌーティッシモという感じか。
「抜いて」
しっかり出した後、弓や息のスピードを落としディミヌェンドする感じ。
「後押しにならないで」というのもある。音が出た後で音量と圧力を上げていく。
これらで時間と共に鳴る音の形が見える。
張るなら完全な長方形で、抜くや後押しは曲線を伴った三角形みたいな。
もちろんヴィブラートやアクセント含め音の形はもっとあるが、なんとなく上記の3つのどれかになっていることは多いし、これらに場面ごとの音を当てはめることができるだろう。
僕はこれら「以外の」アプローチが必要だなと思う瞬間がありました。
力みと張りをとって欲しかったのですが、そう言うと抜いてしまったので「そうではなくて‥」となったときに新しい言葉が浮かびました。
それは
「大きく広がって」
彼らの音、あらゆる場面での音が変わっていくことを期待しています。
posted by take at 10:46| 活動報告