2022年09月06日

山の登り方


「壊れるまで吹かないことを選ぶのは自分だ」と言ってはいるが、同じ口で「自分にリミッターをかけない」と言ってきた。

響きも表現もこぢんまりとしてそれ以上いかないというのを打破してほしく、「自分の限界を超えようとして」と。

ただ最近の僕は「ダイナミックさの目指し方」に関して、考え方が変わってきたのです。


「同じように頂上を目指しても、山の登り方はいくつもある」という言い方は昔からよく聞く。これは、自分の登り方で良い、他人と同じ登り方でなくても良い、同じ頂上を目指しているのだからという、ノウハウに対する多様性を語るもの。

しかし今の僕は「登り方次第で、頂上に着いたときの状態は違ってくる」と思い始めたのです。

たとえば、急勾配を最短コースで登る人となだらかな斜面を蛇行しながら登る人。当然急勾配を上る人の方が早く登頂するだろう。しかし事故に遭うリスクはとても高くなるし、頂上に着いたときは疲れ切っていて回復に時間がかかるかもしれない。緩やかに登る人が何時間も後に着いたとき、まだ疲労から抜けきれず辛いかもしれない。

つまり、登り方次第で山頂での結果は変わってくる。


ダイナミックさの目指し方も、やり方次第で基本的音色やその響き方、更にテクニカル的な精度までが変わってるくるのだと思う。

やり方が違うと、やはり結果は違ってくるのだと。

posted by take at 17:24| 活動報告