2022年09月05日
壊さないのは自分、壊すのも自分
メンタルが壊れる原因、その種は周りにあったりする。いじめはじめ人間関係、家庭環境など、自分の周りのせいで気持ちがやられてしまい‥‥
しかし、本当に壊れてしまうかどうか、持ち堪えてなんとか回復するかどうかを最後に選択するのは、実は自分なのだと思う。
自ら命を絶った人。周りはよく「相談する人がいさえいたなら」と嘆いたりする。
そりゃ誰かに心の内を話せていたら、もしかしたら回避できたかもしれない。
しかしあくまでももしかしたらであり、相談していたとしても、やはり死を選ぶかもしれない。自分を壊してしまうかどうか、その選択は最後本人がする。周りではない。
演奏が壊れる、その原因は「楽器を完璧に操り壊れてしまわない演奏をすること自体が難しい」という、難易度にあったりする。
しかし最後、本当に演奏が壊れてしまうかどうか、壊れてしまうまでの吹き方をしてしまうか、冷静さを欠いてしまうほどのアプローチをして壊してしまうかしまわないか、その選択は自分がするのだと思う。
タンギングが壊れる、音色が壊れる、フォルムが壊れる、表現が壊れる。
いや、壊さない。壊すまで吹かない。
メンタルも演奏も、壊さないのは自分、壊すのも自分でしかない。
つまり演奏が「乱れたくない」と思うのは自分だし、「乱れてもいいくらい吹く」と選ぶのも自分だ。
演奏の結果は、自分が選択したことの結果なのだと思う。
posted by take at 17:00| 活動報告